例文・使い方一覧でみる「小気味よく」の意味

...そう思って葉子は一面小気味よくも思った... そう思って葉子は一面小気味よくも思ったの読み方
有島武郎「或る女」

...... の読み方
伊東静雄「わがひとに与ふる哀歌」

...帆村の鉄拳（てっけん）が、小気味よく、トラ十の顎（あご）をガーンと打った... 帆村の鉄拳が、小気味よく、トラ十の顎をガーンと打ったの読み方
海野十三「爆薬の花籠」

...まことに小気味よく歩調だか口調だかそろっているようだが... まことに小気味よく歩調だか口調だかそろっているようだがの読み方
太宰治「徒党について」

...「さようなら」をいうのを拒否しているのが小気味よくもあるのだ...
田中英光「さようなら」

...初めのうちこそ生活の単調を小気味よく破ってくれもし... 初めのうちこそ生活の単調を小気味よく破ってくれもしの読み方
アントン・チェーホフ　Anton Chekhov 神西清訳「犬を連れた奥さん」

...私は小気味よく眺めやった... 私は小気味よく眺めやったの読み方
豊島与志雄「或る男の手記」

...いるんなら起きて出迎えろ」それをうとうとと小気味よく聞き捨てて...
中里介山「大菩薩峠」

...いかにも小気味よく稽古をこうのだから... いかにも小気味よく稽古をこうのだからの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...心のうちで多少それを小気味よく感じた彼女も... 心のうちで多少それを小気味よく感じた彼女もの読み方
夏目漱石「明暗」

...処女の肉（ししむら）に小気味よく鳴ると... 処女の肉に小気味よく鳴るとの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...賀奈女には小気味よく捨てられて... 賀奈女には小気味よく捨てられての読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...さては一と口申込んで小気味よく弾かれたろう」「へッ... さては一と口申込んで小気味よく弾かれたろう」「へッの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...小気味よく小用をたしていた――尤もむずかしい仕事ではない... 小気味よく小用をたしていた――尤もむずかしい仕事ではないの読み方
長谷川時雨「旧聞日本橋」

...また一面には小気味よくも感じ... また一面には小気味よくも感じの読み方
室生犀星「性に眼覚める頃」

...いかにも小気味よく言ってのけられたではないか... いかにも小気味よく言ってのけられたではないかの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...小気味よく丈夫だ... 小気味よく丈夫だの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...夜凪（よなぎ）をのぞんでめいめいの部署に小気味よくクルクルと活躍しだす一方には... 夜凪をのぞんでめいめいの部署に小気味よくクルクルと活躍しだす一方にはの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

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