...それから小山内先生に見てもらつた...
伊丹万作 「私の活動写真傍観史」
...お弟子は随分あるが、世間に聞えてゐる人達には、生田長江(いくたちやうかう)、小山内薫、沼波瓊音(ぬなみけいおん)、栗原古城(こじやう)、山田耕作、岡田三郎助などいふ顔触(かほぶれ)がある...
薄田泣菫 「茶話」
...「信者を置いてきぼりにした罰(ばち)は覿面(てきめん)さ……」小山内氏はその後会ふ人毎にこの話をして鼻をぴよこぴよこさせてゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...ある日小山内氏が原稿書きにも飽いて...
薄田泣菫 「茶話」
...小山内薫「芝居入門」...
太宰治 「正義と微笑」
...拉甸及び歐洲各國語の校正は平野小山内兩君專ら之を擔當し...
永井荷風 「鴎外全集刊行の記」
...菊五郎小山内氏等皆席に在り...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...小山内平岡の二子に逢ひ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...大彦翁小山内君も亦招がる...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...亡き小山内薫先生の事を思ひ浮べる...
南部修太郎 「日曜日から日曜日まで」
...小山内(おさない)さんによって提唱され...
長谷川時雨 「遠藤(岩野)清子」
...故小山内薫さんの小説「大川端」が...
長谷川時雨 「大川ばた」
...各國の國立劇場がどういふ組織のものか――寡聞(くわぶん)なあたしはこんな時小山内氏に聞くのだが...
長谷川時雨 「むぐらの吐息」
...菊池氏や小山内氏は笑つてゐた...
長谷川時雨 「むぐらの吐息」
...プランタンと云ふ命名者が小山内薫氏だつたので...
正岡容 「大正東京錦絵」
...演劇の小山内薫も美術の石井柏亭も文學附録寄稿の定連であつたのだ...
正宗白鳥 「編集者今昔」
...それから少し後に仲間入をしたような小山内君とか...
森鴎外 「Resignation の説」
...僕の後(あと)から日本でなら小山内(おさない)君兄妹(きやうだい)と云つた様な若い詩人が妹の手を取つて入(はひ)つて来た...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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