例文・使い方一覧でみる「小姑」の意味

...嫁（よめ）小姑（こじゅうと）の仲でも二人は仲よくしている... 嫁小姑の仲でも二人は仲よくしているの読み方
伊藤左千夫「春の潮」

...姉さんが大学教授法学博士に嫁すとあるから家には小姑はなしか... 姉さんが大学教授法学博士に嫁すとあるから家には小姑はなしかの読み方
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子「鷺娘」

...世間っていう小姑があるから――... 世間っていう小姑があるから――の読み方
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子「和製椿姫」

...兄嫁にしても小姑（こじうと）根性つて何ていやだらうと... 兄嫁にしても小姑根性つて何ていやだらうとの読み方
武田麟太郎「一の酉」

...小姑の意地の悪い婚家から... 小姑の意地の悪い婚家からの読み方
田中英光「さようなら」

...それとも小姑（こじゅうとめ）に勤める癖が今も残っていて... それとも小姑に勤める癖が今も残っていての読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...小姑（こじゅうと）一人いるわけじゃないんだから... 小姑一人いるわけじゃないんだからの読み方
徳田秋声「縮図」

...いつまで小姑（こじゅうと）の地位を利用して人を苛虐（いじ）めるんだという諷刺（ふうし）とも解釈された... いつまで小姑の地位を利用して人を苛虐めるんだという諷刺とも解釈されたの読み方
夏目漱石「行人」

...小姑（こじゅうとめ）先生二十人ほどは全部引退してもらう... 小姑先生二十人ほどは全部引退してもらうの読み方
野村胡堂「胡堂百話」

...小姑（こじゅうと）沢山で随分悩まされたが... 小姑沢山で随分悩まされたがの読み方
野村胡堂「随筆銭形平次」

...世間の小姑（こじゅうとめ）とは気風が違いますから」「もう一つ訊くが... 世間の小姑とは気風が違いますから」「もう一つ訊くがの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...年頃の似寄つた小姑の納（をさめ）と... 年頃の似寄つた小姑の納との読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...小姑（こじうと）――即ち主人の妹の納（をさめ）は同じ年の二十二... 小姑――即ち主人の妹の納は同じ年の二十二の読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...小姑（こじうと）や... 小姑やの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...お仙さんにはよくしてくれます」氣の強い利巧な小姑（こじうと）は... お仙さんにはよくしてくれます」氣の強い利巧な小姑はの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...かの小姑（こじゅうとめ）を学びて家嫂（かそう）を煩（わずら）わさんと欲するか... かの小姑を学びて家嫂を煩わさんと欲するかの読み方
福沢諭吉「学者安心論」

...小姑根性とか鬼千疋とか... 小姑根性とか鬼千疋とかの読み方
山本周五郎「おばな沢」

...理想という小姑から鞭で突つき廻されるんだからなア... 理想という小姑から鞭で突つき廻されるんだからなアの読み方
横光利一「旅愁」

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