...我等を我等の本質の深みに導くものである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...世にも恐ろしい出来事に導いた運命について云うのである...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...輿論はすべて知識ある階級によって導かるるものである...
大隈重信 「憲政に於ける輿論の勢力」
...歸りは易かるべしと思ひの外、導者なくして、方角を失し、密竹の中に迷ふ...
大町桂月 「十和田湖」
...是に於て狐之を導きて...
高木敏雄 「比較神話学」
...その指導部の幕僚将校と...
高見順 「いやな感じ」
...夫々一般的な認識論や哲学を導き出した...
戸坂潤 「科学論」
...科学の分類はこの客観的な関係から導かれねばならない...
戸坂潤 「科学論」
...この思想善導と一緒に...
戸坂潤 「思想動員論」
...与えられた社会現象から勝手に観点を導く処の「社会学」的見地は...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...先生の直接の指導を受けた門下生は誰(だれ)でも皆...
中谷宇吉郎 「指導者としての寺田先生」
...そのまま奥御殿に導かれました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「……ボオドレエルの思ひ出が私をプルウストの作品へ導いて行つた...
堀辰雄 「續プルウスト雜記」
...その演習後文学新聞に赤軍指導者の面白い批判が掲載された...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...「つららとぢ駒(こま)踏みしだく山河(やまかは)を導(しる)べしがてらまづや渡らんそれが許されましたなら影さえ見ゆる(浅香山影さへ見ゆる山の井の浅くは人をわれ思(も)はなくに)の歌の深い真心に報いられるというものです」といどむふうを見せた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...まず袁家の重臣田豊を訪れて、彼の斡旋のもとに、次の日、大城へ導かれて、袁紹に謁見した...
吉川英治 「三国志」
...理想的な天下安定の指導力をもつ人物は...
吉川英治 「新書太閤記」
...その原始林の中の小径をカレタ酋長のつけてくれた案内者に導かれて隊は難行軍を続けた...
和辻哲郎 「鎖国」
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洪水に見舞われる 目こぼし 思い残すことはない
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