例文・使い方一覧でみる「寝つき」の意味
スポンサーリンク...私（わし）はどうもこの寝つきが悪いで... 
泉鏡花 「歌行燈」
...悦子は幼い児のわりに余り寝つきがよくない方で...
谷崎潤一郎 「細雪」
...悦子が子供に似合わず寝つきが悪く...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ひどく寝つきのいゝ庄造は...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...それが病気で寝つきましたとき...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...次には病気で寝つきました...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...寝つきがわるいでもなく...
中勘助 「胆石」
...寝つき掛った眠をさかに扱（こ）かれたような心持で...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...――あの寝つきの悪そうな...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どっと寝つきでもしたら...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...寝つきの悪いむだな時間を助けることもできるから...
三好達治 「棋家の文章など」
...ガンたちはすぐに寝つきましたが...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...彼を産むとすぐに寝つき...
山本周五郎 「契りきぬ」
...あの病気が出て寝つき...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...――三日の夜は幸太郎の寝つきが悪く...
山本周五郎 「柳橋物語」
...ちと寝つきが悪かったようである...
吉川英治 「私本太平記」
...寝つきのいい秀吉だが...
吉川英治 「新書太閤記」
...下の間は、寝つきが早く、すぐ静かになったが、上の間では、咳（せき）の声がなかなか絶えない...
吉川英治 「べんがら炬燵」
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