例文・使い方一覧でみる「寂光」の意味


スポンサーリンク

...娑婆(しゃば)世界は常寂光土(じょうじゃつこうど)にひとしい...   娑婆世界は常寂光土にひとしいの読み方
芥川龍之介 「道祖問答」

...永久に生死(じょうじ)を躍り越えて常寂光土(じょうじゃっこうど)に遊ぶことが出来るぞ...   永久に生死を躍り越えて常寂光土に遊ぶことが出来るぞの読み方
芥川龍之介 「尼提」

...あの古代のパンの神に似たアナトオル・フランスのユウトピア(「白い石の上で」)さへ仏陀(ぶつだ)の夢みた寂光土(じやくくわうど)ではない...   あの古代のパンの神に似たアナトオル・フランスのユウトピアさへ仏陀の夢みた寂光土ではないの読み方
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」

...無辺の天や無量海、底(そこ)ひも知らぬ深淵(しんえん)は憂愁の国、寂光土、また譬(たと)ふべし、耀郷(げんようきよう)...   無辺の天や無量海、底ひも知らぬ深淵は憂愁の国、寂光土、また譬ふべし、耀郷の読み方
上田敏 上田敏訳 「海潮音」

...寂光院の若い尼を主人公にして...   寂光院の若い尼を主人公にしての読み方
高濱虚子 「俳諧師」

...青い窓から無宿の神樣歌集「寂光」の會のくづれが東洋軒の地下室を出ると...   青い窓から無宿の神樣歌集「寂光」の會のくづれが東洋軒の地下室を出るとの読み方
竹久夢二 「砂がき」

...そこに無限の寂寥と寂光の領土が見出されるやうにも思へた...   そこに無限の寂寥と寂光の領土が見出されるやうにも思へたの読み方
徳田秋聲 「水ぎわの家」

...「但惜無上道」が冷々たる寂光を浴びて...   「但惜無上道」が冷々たる寂光を浴びての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...かの寂光院へ入らせおはします...   かの寂光院へ入らせおはしますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...マクベスの門番が怖(おそろ)しければ寂光院のこの女も淋しくなくてはならん...   マクベスの門番が怖しければ寂光院のこの女も淋しくなくてはならんの読み方
夏目漱石 「趣味の遺伝」

...いきなり石段を一股(ひとまた)に飛び下りて化銀杏(ばけいちょう)の落葉を蹴散(けち)らして寂光院の門を出て先(ま)ず左の方を見た...   いきなり石段を一股に飛び下りて化銀杏の落葉を蹴散らして寂光院の門を出て先ず左の方を見たの読み方
夏目漱石 「趣味の遺伝」

...そのうちに寂光院は姿も見えないくらい遥(はる)かあなたに馳け抜ける...   そのうちに寂光院は姿も見えないくらい遥かあなたに馳け抜けるの読み方
夏目漱石 「趣味の遺伝」

...抛(ほう)って置いて自然天然寂光院に往来で邂逅(かいこう)するのを待つよりほかに仕方がない...   抛って置いて自然天然寂光院に往来で邂逅するのを待つよりほかに仕方がないの読み方
夏目漱石 「趣味の遺伝」

...元来が寂光院(じゃっこういん)事件の説明がこの篇の骨子だから...   元来が寂光院事件の説明がこの篇の骨子だからの読み方
夏目漱石 「趣味の遺伝」

...妹は余の推量に違(たが)わず例の寂光院であった...   妹は余の推量に違わず例の寂光院であったの読み方
夏目漱石 「趣味の遺伝」

...寂光院の尼さんが...   寂光院の尼さんがの読み方
吉川英治 「折々の記」

...寂光浄土(じゃっこうじょうど)の極楽(ごくらく)へ...   寂光浄土の極楽への読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...世を避けた歌法師はともかく、清盛のむすめ平ノ徳子(建礼門院、高倉帝ノ中宮、幼帝安徳天皇ノ母)が壇ノ浦の後、ここの寂光院に、三十の若さを送ったのは、あわれである...   世を避けた歌法師はともかく、清盛のむすめ平ノ徳子が壇ノ浦の後、ここの寂光院に、三十の若さを送ったのは、あわれであるの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

「寂光」の読みかた

「寂光」の書き方・書き順

いろんなフォントで「寂光」


ランダム例文:
アルジェ   作目   運命論的  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
先発投手   混合診療   懐疑派  

スポンサーリンク

トップへ戻る