...親疎遠近にかかわらず一切の顧客に対して...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...別の客が下り立って...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...彼がお客を断る時のぶっきらぼうな物言い...
谷崎潤一郎 「細雪」
...一つの必然性と客観性とがあってのことである...
戸坂潤 「読書法」
...お客さまぢや無いか知ら...
永井荷風 「男ごゝろ」
...「白妙(しろたえ)さんのお客様が...
中里介山 「大菩薩峠」
...雪の上にじかに魚を並べて、ときどき大きい平目だの鱈だのを、手鉤でひっかけてぶら下げては、客に見せていた...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...小説にも――主観派と客観派との対立がある...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...客がよろこぶめい...
長谷川時雨 「佃のわたし」
...ジョージ卿が客間へ移り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...「成田屋」「音羽屋」「三河屋」いろいろのことを叫んでお客は熱狂した...
正岡容 「小説 圓朝」
...それが毎晩お客を集めて一席伺いはじめたのである...
正岡容 「寄席」
...肝腎のとこで糸絶らしたら仕様ないやないかド阿呆」続いて口ぎたなく怒鳴っている声がこんな風に客席の方にまで聞こえてきた...
正岡容 「寄席行燈」
...客體的なものも或る意味では働くものである...
三木清 「歴史哲學」
...客観(かっかん)的には元から幽霊は幽霊であったのだが...
森鴎外 「百物語」
...すでに他国の客僧らに占領せられたけれども...
柳田国男 「雪国の春」
...二人の客が雪合羽(ゆきがっぱ)を脱いでいる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...ただここで、特に、一言を要するものは、「増訂古画備考」の著者が、(――武蔵トハ、武蔵範高(ノリタカ)トイフ者デ、剣客宮本武蔵ハ、絵ヲ描イテ居ナイ...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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