例文・使い方一覧でみる「宗伯」の意味

...折から伜（せがれ）の宗伯（そうはく）も帰り合せたらしい... 折から伜の宗伯も帰り合せたらしいの読み方
芥川龍之介「戯作三昧」

...少し離れた所には弱（わうじやく）らしい宗伯が... 少し離れた所には弱らしい宗伯がの読み方
芥川龍之介「戯作三昧」

...宗伯は聞えないふりをして... 宗伯は聞えないふりをしての読み方
芥川龍之介「戯作三昧」

...彼（か）の浅田宗伯（あさだそうはく）を信ずること深（ふか）かりしという... 彼の浅田宗伯を信ずること深かりしというの読み方
石河幹明「瘠我慢の説」

...自分は忰（せがれ）宗伯（そうはく）のために買った明神下（みょうじんした）の家に移って同居したが... 自分は忰宗伯のために買った明神下の家に移って同居したがの読み方
内田魯庵「硯友社の勃興と道程」

...その次の丁からは馬琴の（よめ）の宗伯（そうはく）未亡人おミチの筆で続けられてる... その次の丁からは馬琴のの宗伯未亡人おミチの筆で続けられてるの読み方
内田魯庵「八犬伝談余」

...周禮大宗伯の疏に爾雅者孔子門人作以釋六藝之文言とあるのが... 周禮大宗伯の疏に爾雅者孔子門人作以釋六藝之文言とあるのがの読み方
内藤湖南「爾雅の新研究」

...浅田宗伯なんぞは... 浅田宗伯なんぞはの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...浅田宗伯は同じく信濃の人――一代の名医にして... 浅田宗伯は同じく信濃の人――一代の名医にしての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...主人の小供のときに牛込の山伏町に浅田宗伯（あさだそうはく）と云う漢法の名医があったが... 主人の小供のときに牛込の山伏町に浅田宗伯と云う漢法の名医があったがの読み方
夏目漱石「吾輩は猫である」

...宗伯老とのみであった... 宗伯老とのみであったの読み方
夏目漱石「吾輩は猫である」

...ところが宗伯老のかごと違って... ところが宗伯老のかごと違っての読み方
夏目漱石「吾輩は猫である」

...浅田宗伯先生直伝という字が書いてあるから愉快です... 浅田宗伯先生直伝という字が書いてあるから愉快ですの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...一時多く浅田宗伯に譲らなかつた... 一時多く浅田宗伯に譲らなかつたの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...宗字を贈られて宗伯と改めたと云ふ... 宗字を贈られて宗伯と改めたと云ふの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...宗伯は阿部正倫（まさとも）に仕へて... 宗伯は阿部正倫に仕へての読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...宗伯は相貌魁梧で... 宗伯は相貌魁梧での読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...碧山の父忠琢は養父宗伯の後を承けて阿部家の侍医となつた... 碧山の父忠琢は養父宗伯の後を承けて阿部家の侍医となつたの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

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