例文・使い方一覧でみる「安来節」の意味

...もうすぐお盆だね、安来節の演奏が聞けるかな... もうすぐお盆だね、安来節の演奏が聞けるかなの読み方

...私は島根出身だけど、安来節は全く知らない... 私は島根出身だけど、安来節は全く知らないの読み方

...安来節の踊りは見ていて楽しいね... 安来節の踊りは見ていて楽しいねの読み方

...コンサートで安来節が披露されたら聴いてみたい... コンサートで安来節が披露されたら聴いてみたいの読み方

...安来節のリズムが頭から離れない... 安来節のリズムが頭から離れないの読み方

...安来節（やすぎぶし）も芸術たらざらんや... 安来節も芸術たらざらんやの読み方
芥川龍之介「続野人生計事」

...一斉にうたうのは鰌（どじょう）すくいの安来節（やすぎぶし）である... 一斉にうたうのは鰌すくいの安来節であるの読み方
泉鏡花「怨霊借用」

...安来節（やすきぶし）の女が弟子二人と住んでゐたが... 安来節の女が弟子二人と住んでゐたがの読み方
武田麟太郎「日本三文オペラ」

...私は安来節だけで御客さんの御機嫌を取つてるんだからね... 私は安来節だけで御客さんの御機嫌を取つてるんだからねの読み方
武田麟太郎「日本三文オペラ」

...... の読み方
種田山頭火「其中日記」

...そして、この附近の風光を見てゐると、安来節のあのゆつくりとした、水と田舎とのまざり合つた調子が、やはり何となく感じられるのだ、安来節も、東京あたりで耳にするのは一種浅草調ともいふべきものになつて、たゞきんきんするだけであるが、ほんたうはずつとおほらかで、のんびりした、ゆつくりした調子のものである... そして、この附近の風光を見てゐると、安来節のあのゆつくりとした、水と田舎とのまざり合つた調子が、やはり何となく感じられるのだ、安来節も、東京あたりで耳にするのは一種浅草調ともいふべきものになつて、たゞきんきんするだけであるが、ほんたうはずつとおほらかで、のんびりした、ゆつくりした調子のものであるの読み方
田畑修一郎「出雲鉄と安来節」

...安来節はこの出雲の鉄と深い関係があるといはれてゐる... 安来節はこの出雲の鉄と深い関係があるといはれてゐるの読み方
田畑修一郎「出雲鉄と安来節」

...安来節は天保嘉永の頃から漸く流行しはじめたものとしてあるから...
田畑修一郎「出雲鉄と安来節」

...つまり安来節が有名になつたのは渡辺糸の力だと云つてもよいだらうが...
田畑修一郎「出雲鉄と安来節」

...安来節にはつきものゝ「泥鰌すくひ」があることは周知の通りであるが...
田畑修一郎「出雲鉄と安来節」

...始めて安来節（やすぎぶし）や八木節（やぎぶし）などというものを聞く機会を得た... 始めて安来節や八木節などというものを聞く機会を得たの読み方
寺田寅彦「柿の種」

...そのころ浅草を風靡（ふうび）しているものに安来節（やすぎぶし）もあった... そのころ浅草を風靡しているものに安来節もあったの読み方
徳田秋声「縮図」

...その姿は安来節の踊り姿そっくりであった... その姿は安来節の踊り姿そっくりであったの読み方
中島哀浪「かき・みかん・かに」

...日本俗謡の八木節や安来節の類に比し... 日本俗謡の八木節や安来節の類に比しの読み方
萩原朔太郎「詩の原理」

...江差追分（えさしおいわけ）から安来節（やすきぶし）までの港々の民謡に一抹の基調が通っているのはそのためである... 江差追分から安来節までの港々の民謡に一抹の基調が通っているのはそのためであるの読み方
服部之総「望郷」

...安来節が入ったりして大衆受けのするやうには出来てゐるから先づ大丈夫と思ふ...
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...旅を行く万歳（当時はいまだ漫才とは書かなかった）や安来節にはひどい奴があるからお気をおつけなさい」とヌケヌケと言ったものではないか... 旅を行く万歳や安来節にはひどい奴があるからお気をおつけなさい」とヌケヌケと言ったものではないかの読み方
正岡容「わが寄席青春録」

...安来節（やすきぶし）で名高い安来も... 安来節で名高い安来もの読み方
柳宗悦「手仕事の日本」