...彼は孤剣のように一人で戦うことを選んだ...
...この物語の主人公は孤剣の道を歩む...
...彼女は孤剣だけど、周りの人々の支援を得て進んでいく...
...あの人は孤剣のように一人でやっていける強さがある...
...孤剣の心境を理解するため、彼と話をすることにした...
...而して彼は満腔の覇気、欝勃として抑ふべからざると共に、短褐孤剣、飄然として天下に放浪したり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...山口(孤剣)にでも...
大杉栄 「獄中記」
...白熊、孤剣、起雲、世民の徒は、来るとすぐにこの特権階級にはいったようだ...
大杉栄 「獄中消息」
...なお、孤剣、秀湖、西川、山川、守田の諸君によろしく真さんにもよろしく...
大杉栄 「獄中消息」
...それからの三年を院の事業の内地での足がために費やし、横山(よこやま)、下村(しもむら)、菱田(ひしだ)などいう当時の新進気鋭の士の協力を獲て、明治中葉の画壇に一新気運を喚起した後、明治三十四年(一九〇一)の末に至り、鬱勃(うつぼつ)の元気に駆られ、孤剣一路、東のかたインドの地の訪問を思いたった...
岡倉由三郎 「茶の本」
...短褐(たんかつ)孤剣...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...鹿島(かしま)の使者(ししゃ)孤剣(こけん)飄客(ひょうかく)一この頃江戸の町には奇怪な見世物が流行(はや)っていた...
吉川英治 「剣難女難」
...月 日鹿島(かしま)の使者(ししゃ)孤剣(こけん)飄客(ひょうかく)この筆者が鐘巻自斎であることは云うまでもない...
吉川英治 「剣難女難」
...甚助重信が、孤剣、白雲の人となって、郷土を離れたのは、そのためであると云われている...
吉川英治 「剣の四君子」
...孤剣葛巾(こけんかつきん)の浪士は...
吉川英治 「三国志」
...――かつての破衣孤剣(はいこけん)の貧しい自分のすがたを...
吉川英治 「三国志」
...破衣孤剣(はいこけん)の身より...
吉川英治 「新書太閤記」
...孤衣(こい)孤剣(こけん)の身を...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...孤剣!たのむはただこの一腰(いちよう)...
吉川英治 「宮本武蔵」
...未熟な自分の身一つさえ持てあましているものを――孤剣を抱(いだ)いて明日(あした)のことさえ知れない身であるものを...
吉川英治 「宮本武蔵」
...孤剣、柳生城の伝統を攀(よ)じのぼって、石舟斎に迫ろうとしたあの気概もこの血――また、下り松に行って眼にあまる敵の白刃林(はくじんりん)を駈けちらしたのもこの血があればこそであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...孤剣を抱いて臨んだ時のような――ああした満身の毛穴もよだつような悲壮も抱かなければ感傷もない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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