例文・使い方一覧でみる「子沢山」の意味
スポンサーリンク...子沢山な家族が仲良く過ごしている様子が微笑ましい... 
...彼女は子沢山の母親で、子供たちの世話に追われている...
...子沢山の家庭で育ったことが、彼女のママ力を高めた理由だ...
...子沢山で生活費がかかって困っている人には、福祉制度が力になる...
...「次は子沢山作りたいね」と夫と話をしているところ、友達に出くわした...
...（子沢山の父親）〔読後感その三〕 これが本当なら...
海野十三 「予報省告示」
...――この宿は子沢山で...
種田山頭火 「行乞記」
...皮膚が荒れてくる旅をつゞけてゐるすこしばかり買物もして旅の夫婦は石刻む音のしたしくて石刻む朝寒に旅焼けの顔をならべて・片輪同志で仲よい夫婦の旅・ざくりざくり稲刈るのみの・秋晴れの砂をふむよりくづれて鶏（トリ）を叱る声もうそ寒う着いたいそがしう飯たべて子を負うてまた野良へ・木葉落ちる声のひととき・貧乏の子沢山の朝から泣いてゐる・それでよろしい落葉を掃く十月十五日晴...
種田山頭火 「行乞記」
...田舎の子沢山を見て憤慨する...
種田山頭火 「行乞記」
...信一の実家では子沢山で家が狭いので...
林芙美子 「幸福の彼方」
...子沢山の貧しい一家にそだてられて来た里子にとつては...
林芙美子 「瀑布」
...入りは今日も補助椅子沢山の大満員...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...来訪、ビクター岡庄五、菓子沢山...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ところが子沢山結局しまいには十三人もの子どもが出来てしまったので私の家の生活が...
牧野富太郎 「植物記」
...ところが子沢山、結局しまいには十三人もの子どもが出来てしまったので私の家の生活が、月給十五円から二十五円（十三人目の子供が出来た時の俸給が二十円から二十五円でした）ぐらいの俸給と、私の痩腕による副収入とではとてもやってゆけるものではなく、また忽ち各方面の借金また借金がふえてその後長いこと私は苦しまねばならなかったのです...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...子沢山のおかみさんが立ち働きづめでキンキン声を張り上げて...
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」
...だから貧乏世帯で子沢山には持ってこいのお惣菜であったのである...
吉川英治 「舌のすさび」
...貧乏と質素につきものの子沢山は...
吉川英治 「新書太閤記」
...律義者（りちぎもの）の子沢山というが...
吉川英治 「新書太閤記」
...光秀の家庭は子沢山で有名なものだが...
吉川英治 「新書太閤記」
...こんな子沢山になろうとは...
吉川英治 「親鸞」
...ここの家は子沢山だった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...子沢山で、不作つづき、税金は苛（から）い、軍人、掠賊（ものとり）、お役人方（がた）、旦那衆、皆より集ってあの木偶（でく）の棒みたいな男ひとりを苦しませているのである...
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」
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