例文・使い方一覧でみる「姉さん」の意味
スポンサーリンク...あれからこっち外（ほか）に相談する男のひともないんですもの」「姉さんは... 
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...雪子姉さんの姿が完全に消えてしまうなんて...
海野十三 「四次元漂流」
...姉さん、はっきり言って呉れ、おらあ、いい子だな、な、いい子だろう？ おふくろなんて、なんにも判りゃしないのだ...
太宰治 「I can speak」
...とうとう姉さんの結婚を承諾させてしまったのだ...
太宰治 「正義と微笑」
...「お前は何処へ往く」「おしっこに往く」「姉さんが戻るまで待つが好い」「でも往きたいもの」「其処へしたら好い」「汚いじゃないか」「そんなら早く往って姉さんといっしょに入って来るが好い」弟は怖ごわ裏の方へ往ったが...
田中貢太郎 「白い花赤い茎」
...……それに自家の姉さんも...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...「あら！ 姉さん！」二人の娘は遊びをやめて呆然（ぼうぜん）とした...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...実は私（わたし）も今日は少し姉さんに話があって来たんだが」「そうかいそれじゃ御前さんの方のから先へ聴くのが順だったね...
夏目漱石 「道草」
...「姉さん、障子を張るときは、よほど慎重にしないと失策（しくじ）るです...
夏目漱石 「門」
...百合だ」「お姉さん...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「この前に姉さんが殺された時も...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...姉さんが気の毒でとても離れられなかったので...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...……」「姉さんも...
堀辰雄 「三つの挿話」
...姉さん――信州から帰つてから...
牧野信一 「断唱」
...）その外の事も姉さんの思っている通りかも知れません...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...姉さんの病気もすぐに治る...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...そこに落ちていた誰かの手拭を拾って姉さん冠（かぶ）りにした...
夢野久作 「斜坑」
...「いいよ、お喜代をやるから」「だって、喜代ちゃんは、夕方の支度があるし、どうせ私は、出戻りの厄介女（やっかいもの）――それぐらいな用はしなければ……」「してくれるはいいが、またあとで、姉さんに、当たられたら、恐いからね」「働けば、ああいうし、何もしなければ、しないというし……」「じゃ、お願い」お里は、二階へ上がってしまった...
吉川英治 「松のや露八」
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