...香奠といへば、山本實彦が僕を廊下の隅に引張つて、「うちの香奠よそのより少くはないか、少ければまた持つてくる」と言ふので、香奠の追加はをかしいと思つたが、階下におりて香奠帳を一寸のぞかせて貰ふと、あまり關係のない社までが一列に五百圓であつた...
小穴隆一 「二つの繪」
...お増からも別にいくらかの香奠(こうでん)を贈ったのであったが...
徳田秋声 「爛」
...晴代は二十六日の法要の香奠(かうでん)にする積りで...
徳田秋声 「のらもの」
...「あたし御香奠を差上げたいんですけれど...
豊島与志雄 「香奠」
...奠酒(てんしゅ)をささげ合い...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...大灌奠式(ローヤル・カヴァ)を見る...
中島敦 「光と風と夢」
...香ヲ焚キ花ヲ奠シ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「青塚ノ説」
...香奠(こうでん)の外には百も出せない――あべこべに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これはお玉の兄さんに差上げる世間並の手當と香奠(かうでん)――お前に上げるわけではありません」お内儀の顏は冷たくて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...扇屋から持つて來た香奠(かうでん)はたつた三兩...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あっしは財布をたたいて香奠(こうでん)を置いて来ましたがね...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二朱ばかり香奠を持って行く――」「そんなケチなことはしませんよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...香奠に半分はずんであとは夏の物を出して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...稲子さんから御香奠を送って下さった...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...釈奠は春二月と秋八月とに行ふもので...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蘭軒は二月十五日に明倫堂に上つて釈奠の儀に列した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...来賓総代武谷軍医監の玉串奉奠(ほうてん)ありて...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...「ほんの心持だけ……」と皆に挨拶をして香奠(こうでん)と書いた白紙(しらかみ)の包みを仏前に供え恭(うやうや)しく礼拝して帰ったので皆顔を見合わせた...
夢野久作 「近世快人伝」
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