...奉ずるは賢きわざと我は知る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...朗々の聲衆に呼び騷を制し神明の命を奉ずる列王の宣言聞けと命下(くだ)す...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...かくある故にヂュウスの意われは奉ずることをせず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...その薩摩が討幕の密勅を奉ずるに至りたるが如きは...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...その宗旨を奉ずる者を訴人すれば御褒美が出るという事までになっていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...己(おの)れの仕給せらるる手当は割(さ)いて以て父に奉ずる...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼は「戊申詔書(ぼしんしょうしょ)」のご趣意をよく奉ずる...
新渡戸稲造 「自警録」
...この神を奉ずるものはいないか...
蜷川新 「天皇」
...一国独立の大義を奉ずる事あらば...
福沢諭吉 「学校の説」
...即ち婦人の天職を奉ずる所以(ゆえん)にして...
福沢諭吉 「新女大学」
...カトリツク教を奉ずるトラピスト修女院である...
三木露風 「トラピスト天使園の童貞」
...奉ずる主義の爲に社會から逐(お)はれて白い眼に世上を睨むでのたうちりながら憤死した志士もあツたであらう...
三島霜川 「解剖室」
...いわゆる南インドの尊者(サン)トメ派は唐代に支那に入った景教と同じくネストリウスの宗見を奉ずる故...
南方熊楠 「十二支考」
...母に奉ずる太だ厚かりし...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...すべては国に奉ずる心...
山本周五郎 「菊屋敷」
...それを飛躍して大義に奉ずる精神をつかむことだけでも容易ではない...
山本周五郎 「菊屋敷」
...之には女性尊重主義(フエミニズム)を奉ずる或男の学者の書いた熱烈な宣言が載つて居る...
山本宣治 「婦人雑誌と猫」
...そこへ間もなく新教を奉ずるオランダ人や...
和辻哲郎 「鎖国」
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