例文・使い方一覧でみる「太っ腹」の意味

...太っ腹の布引氏は忽ち思案を定めたのである... 太っ腹の布引氏は忽ち思案を定めたのであるの読み方
江戸川乱歩「恐怖王」

...太っ腹なるまでに放蕩者（ほうとうもの）で... 太っ腹なるまでに放蕩者での読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...商人の方は浜を市場とする太っ腹の当世男とは見えるが... 商人の方は浜を市場とする太っ腹の当世男とは見えるがの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...金がうんとあって太っ腹で... 金がうんとあって太っ腹での読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...太っ腹な良い人でしたもの」お常は強く否定します... 太っ腹な良い人でしたもの」お常は強く否定しますの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...相手のそんな篦棒（べらぼう）な太っ腹が本当らしく思われなくなったので... 相手のそんな篦棒な太っ腹が本当らしく思われなくなったのでの読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...この良策は後の世の太っ腹な人に譲るとしよう... この良策は後の世の太っ腹な人に譲るとしようの読み方
牧野富太郎「牧野富太郎自叙伝」

...アルトマイエル太っ腹の禿頭奴... アルトマイエル太っ腹の禿頭奴の読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳「ファウスト」

...けれどもそれ程に太っ腹でない人々においても... けれどもそれ程に太っ腹でない人々においてもの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...徳や勇気や我慢や太っ腹や覚悟を... 徳や勇気や我慢や太っ腹や覚悟をの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...すっかり太っ腹になってしまった... すっかり太っ腹になってしまったの読み方
山本周五郎「青べか物語」

...事業家ともなれば太っ腹な人柄を備えなければならないから... 事業家ともなれば太っ腹な人柄を備えなければならないからの読み方
山本周五郎「季節のない街」

...太っ腹ないい男だったが... 太っ腹ないい男だったがの読み方
夢野久作「爆弾太平記」

...露領沿海州に到るまで要所要所を視察してまわること半年余り……いかな太っ腹の佐々木知事も内心大いに心配していたというが...
夢野久作「爆弾太平記」

...養子とは反対の太っ腹なむっつりした男で... 養子とは反対の太っ腹なむっつりした男での読み方
横光利一「夜の靴」

...どうなるものか」太っ腹をきめて... どうなるものか」太っ腹をきめての読み方
吉川英治「親鸞」

...太っ腹だけは出来ているものとみえる... 太っ腹だけは出来ているものとみえるの読み方
吉川英治「源頼朝」

...非常に太っ腹ですな... 非常に太っ腹ですなの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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