...大波小波があるから、サーフィンには最適な波条件だね...
...最近、川の水位が上がっていて、大波小波の起伏が激しくなっている...
...大波小波に乗って、海の向こう側まで行く夢がある...
...シーズンによって、海の波の大きさには大波小波がある...
...津波は大波の一種で、そのうちに大波小波が発生することがある...
...をりよく雲なく気すみし夜なりしかば対岸の松影歴々として数ふべく、大波小波、磯をうち、うちてはかへすさま夜目にもしるし...
上田敏 「月」
...ぼくが 帰るとまもなくまだ八月に入ったばかりなのに海はその表情を変えはじめた白い歯をむき出して大波小波を ぼくにぶっつけるぼくは 帰るとすぐに誰もなぐさめてくれないので海になぐさめてもらいにやってきた海はじつにやさしくぼくを抱いてくれた海へは毎日来ようと思った秋は 海へまっ先にやってくるもう秋風なのだ乾いた砂をふきあげる風だぼくは眼をほそめて海を見ておった表情を変えた海をばうらめしがっておった...
竹内浩三 「海」
...大波小波々(どうどう)と打寄する淋しい浜街道(はまかいどう)を少し往って...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...大波小波々(だう/\)と打寄する淋しい濱街道を少し往つて...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...大波小波か何んかをやつた時...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大波小波か何んかをやったとき...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大波小波、狂瀾怒濤...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...その大きなすばらしい光景を富士皇帝といふ字面であらはし駿河湾の大波小波がその前に臣礼を取る形の歌を作つたことがあるが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...どうと寄せ来る大波小波...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...これも大波小波を大道具大仕掛で迫真に見せたり...
正岡容 「小説 圓朝」
...笑いの大波小波は寄せては返し...
正岡容 「寄席」
...それは悉く相互関係をもって男子の生活の岸もうつ大波小波である現実が...
宮本百合子 「合図の旗」
...『都』の文芸欄の「大波小波」時々面白いものがあり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...『都』の「大波小波」に女の批評家出よ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...大波小波のうねりにしろ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その上から鏝(こて)をかけて大波小波を打たせる...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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