...大檀那様(おおだんなさま)の御命日でございます...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...大檀那以来お世話になつた丸佐のしたことぢやあごわせんか? まあ...
芥川龍之介 「雛」
...鉄心道人の第一番の大檀那(おおだんな)で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鐵心道人の第一番の大檀那(だんな)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大枚十二文の大檀那(おおだんな)の顔を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大枚十二文の大檀那(おほだんな)の顏を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お六に取つては一番の大檀那(だんな)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三千両という大金持参の大檀那の接待に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...又その和尚が正月になると大檀那(だいだんな)の家に年礼(ねんれい)に行くそのお供をすれば...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...しかも生を助けて此心願を成就せしめんとする大檀那は天下一人も無く數年來鬱積沈滯せる者頃日(けいじつ)漸く出口を得たる事とて前後錯雜序次倫無く大言疾呼我ながら狂せるかと存候程の次第に御座候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...しかも生を助けてこの心願を成就(じょうじゅ)せしめんとする大檀那(おおだんな)は天下一人もなく...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...しかも生を助けてこの心願を成就せしめんとする大檀那(おおだんな)は天下一人もなく数年来鬱積(うっせき)沈滞せるもの頃日(けいじつ)ようやく出口を得たることとて前後(ぜんご)錯雑(さくざつ)序次(じょじ)倫(りん)なく大言(たいげん)疾呼(しっこ)我ながら狂せるかと存候ほどの次第に御座候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...大檀那の身の上では感心な事さね...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...ところがロンドンでロオド・ブロツクボオルと云ふ大檀那(だいだんな)が段々不遠慮に此女に近づいて来て...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...大檀那(おおだんな)鎌倉ノ執権(しっけん)北条高時と...
吉川英治 「私本太平記」
...帰依の大檀那(おおだんな)たる大内国時(くにとき)も城を出て親鸞たちの一行をむかえた...
吉川英治 「親鸞」
...度々この寺へ姿を見せる大檀那(おおだんな)の一人だった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...京都の大徳寺の大檀那であり...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索