...シラス干しが一匹大根おろしをお伴につれて...
梅崎春生 「凡人凡語」
...久しぶりに大根おろしが食べられる...
種田山頭火 「行乞記」
...大根おろしに納豆で食べる...
種田山頭火 「其中日記」
...今日の買物五十銭 ハガキ切手五十銭 番茶壱円三十銭 酒二十銭 醤油弐十四銭 目刺三十銭 削節九十銭 米二十三銭 麦一円八十銭 木炭十七銭 大根おろし十四銭 カメリヤ六銭 葱壱円 米代返金二十五銭 グリコ進物三十銭 理髪四銭 湯銭十六銭 醤油壺二十八銭 いろ/\この買物を見よ!三月廿四日晴...
種田山頭火 「松山日記」
...安直先生がおびただしく大根おろしをかきおろしはじめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...一心不乱に大根おろしをかきおろして...
中里介山 「大菩薩峠」
...その大根おろしのかきおろしたあんと食べておきますとな...
中里介山 「大菩薩峠」
...こういう大根おろしを幾駄でも...
中里介山 「大菩薩峠」
...隣りの室で大根おろしを拵(こしら)えているのだか想像がつかない...
夏目漱石 「変な音」
...これはきっと別の音が大根おろしのように自分に聞えるのにきまっていると...
夏目漱石 「変な音」
...大根おろしをこしらえた...
火野葦平 「花と龍」
...大根おろしで食わせたのは...
古川緑波 「牛鍋からすき焼へ」
...みそ汁と大根おろしとで御飯たべ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...黄檗では煮汁も大根おろしも添えない...
矢田津世子 「茶粥の記」
...肉を焼きながら大根おろしのしたじで頬張るに限るという...
矢田津世子 「茶粥の記」
...又はわさび醤油や大根おろしで味を附け...
柳田國男 「食料名彙」
...大根おろしといっしょに三杯酢にしたものである...
山之口貘 「チャンプルー」
...大根おろしを摺(す)って...
吉川英治 「宮本武蔵」
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