...一(ひと)かど大手柄でも建てたような嬉しい気が致すのでございます...
芥川龍之介 「竜」
...案(あん)の定(じょう)大手柄を立てたことになった...
海野十三 「疑問の金塊」
...警報の連絡に大手柄をたてたんだとさ...
海野十三 「空襲警報」
...思い懸けない大手柄を樹(た)てた...
海野十三 「空襲葬送曲」
...大手柄だったね」これは三吉の地底機関車が東京百貨店跡から地上に顔を出したのであった...
海野十三 「地中魔」
...大手柄だぞ」さてここに隠されていた鉱石は現れたが...
海野十三 「什器破壊業事件」
...三日目に一本あけた大手柄!飲みそめのVin(ヴェン)blanc(ブラン)一本といっても...
大杉栄 「日本脱出記」
...いよいよ神隠しとでも思わなきゃア」大手柄に陶酔して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...抜け荷の一味を縛った大手柄を人に褒められるのをひどく嫌っておりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「そいつは大手柄だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...フト助太刀したのは砧右之助の大手柄さ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...島吉兄哥は親分のお蔭で大手柄でしたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この男にしては近頃の大手柄だったのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...老中になれば今度は大手柄を立てて...
野村胡堂 「礫心中」
...晩餐会の招待を受けたら大手柄とされ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...10415己は今頃大手柄を顕しているだろう...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...「大手柄大手柄……あのお客人を一生懸命で大切(だいじ)にしろ……」って云ってくれたわ...
夢野久作 「支那米の袋」
...管営さんや差撥さんの大手柄でしたな...
吉川英治 「新・水滸伝」
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