...京都へおいでたら、智積院(ちしゃくいん)、大安寺、その他の永徳を見て、天球院の山楽を見ることを忘れてはなりませんよ――拙者が、これから行って見ようとする松島の観瀾亭というのは、伊達政宗が、桃山城のうちの一廓を、そのまま秀吉から貰いうけて建設したのだということで、その一棟全体が絵になっているそうだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...其れは過つこと無く目的の大安寺へ導く奇巌松樹の間を行く路であつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...大安寺の門前には山梨の高い一樹が白桃かと思ふやうな花を著けてゐた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...是れは大安寺に次ぐ景勝の地を占め...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...私達は大安寺で人夫達に作らせて来た昼食の弁当を此処で開いたが...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...祖越寺もまた大安寺と同じく古い寺であるが...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...三年身を潜ませていた鎌倉の大安寺で...
吉川英治 「剣難女難」
...「久しくお会いしてないが、大安寺殿にも、お達者かの」「いえ、父も早や年で」と、客はややくつろいで「――こんどのご道中には、ぜひ旅舎へうかがって、お目にかかりたいといっておりましたが、あいにく風邪をひき込みまして」「それはいかんな...
吉川英治 「私本太平記」
...ご遠慮なく、大安寺の方へ、お飛脚下さいますように」大安寺とは...
吉川英治 「私本太平記」
...はや大安寺の居城をすでに出ていよう」「おひきとめせねばならん」「いや...
吉川英治 「私本太平記」
...大安寺の富山城からも...
吉川英治 「私本太平記」
...九天平の彫刻家――良弁――問答師――大安寺の作家――唐招提寺の作家...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...あるいは大安寺の木彫諸作を...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...大安寺の女らしい十一面観音は...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...大安寺の他の諸像よりははるかに強い魅力を感ぜしめるであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...しかし大安寺(だいあんじ)の女らしい十一面観音なども同じ程度に長い...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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