...けれども探偵物となるとさすがに大仕掛(おおじかけ)で特色を持っている...
淡島寒月 「活動写真」
...各新聞社の蹶起(けっき)を先頭として続々大仕掛けの捜査隊が派遣せられ...
海野十三 「空中墳墓」
...彼等はどこから運搬したものか大仕掛の土木工事(どぼくこうじ)を行い...
海野十三 「壊れたバリコン」
...ああいうものがもっと大仕掛になったのです...
海野十三 「三十年後の世界」
...又々大仕掛けな悪企みを計画していまいものでもないのである...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...すこぶる大仕掛のもので...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...こんな突飛な大仕掛けな荒仕事となると一向見当がつきません...
高村光雲 「佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし」
...五軒も出来て大仕掛(おおじか)けに商売をしている...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...そうして「自然の破壊」(Blasting Excavator)における大仕掛けの機械架構が...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...これは非常に大仕掛なもので...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...ズット大仕掛けのことができるんだね...
中里介山 「大菩薩峠」
...大道具大仕掛の手間だけでも...
中里介山 「大菩薩峠」
...あまり大仕掛の設備も要らず...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...大仕掛(おほじかけ)な運送業(うんそうげふ)を經營(けいえい)して...
夏目漱石 「門」
...大仕掛のものはすくなかつた...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...この長い大仕掛な仕事が終るまでと何故のばすのか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...芝居がかりの大仕掛けで大した人気...
山本笑月 「明治世相百話」
...この小競合が後の大仕掛けな争闘の種子なのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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