例文・使い方一覧でみる「変ずる」の意味
スポンサーリンク...我意力は之に対して殆ど其一劃を変ずるの権能すらも有してゐない... 
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats 芥川龍之介訳 「「ケルトの薄明」より」
...ただみだりに宗教を変ずるも...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...物は極まれば変ずる...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
...結局老生の精神は毫も変ずる事なく...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...天下の勢已（すで）に変ずるの後において...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...ちょっとした風邪（かぜ）も気管支炎に変ずる恐れがあった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...遺恨角力（いこんずもう）に変ずることもないではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...忽然（こつぜん）苦痛に変ずるものであると云う陳腐な事実にさえ気が付かずにいた...
夏目漱石 「それから」
...いざとなると十人が十人まで皆自然主義に変ずると云う事実であります...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...ガス体（たい）に変ずるがごとく...
新渡戸稲造 「自警録」
...ム」などに変ずる「キ...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...仮令（たと）い失敗して廃刊しても一身一家の生計を変ずるに非（あら）ず...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...実際と反対に蛇が竜に変ずるてふ誤信を大いに翼（たす）け...
南方熊楠 「十二支考」
...女を男に変ずる呪法を知っており...
南方熊楠 「十二支考」
...ジャガ芋の澱粉質（でんぷんしつ）は空気と温度とに逢うと糖分に変ずる...
村井弦斎 「食道楽」
...凡て世の中の物は変ずるといふ側から見れば...
森鴎外 「追儺」
...なにが善だ！ 昨日まではあんなに重んぜられたのに明日はもう捨てて顧みられなくなるなんて！（c）川一筋を隔てればたちまちに罪悪に変ずるなんて！なにが真理だ！ 山のこちら側だけで真理...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...北に変ずるか風やむ折は...
吉川英治 「新書太閤記」
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