例文・使い方一覧でみる「塀」の意味


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...古い大きな家の崩れかかった土(どべい)のわれ目から...   古い大きな家の崩れかかった土塀のわれ目からの読み方
太宰治 「新釈諸国噺」

...板の腐るのを気にしたりして...   板塀の腐るのを気にしたりしての読み方
徳田秋聲 「余震の一夜」

...御香ノ宮の敵は、新撰組の退却するのを見ると、から、次々に乗越えて、槍をもって進んできた...   御香ノ宮の敵は、新撰組の退却するのを見ると、塀から、次々に乗越えて、槍をもって進んできたの読み方
直木三十五 「近藤勇と科学」

...一の構内から外まわりの高を乗り越えようとして...   一の構内から外まわりの高塀を乗り越えようとしての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...煉瓦(れんが)の(へい)を一丁も拵(こしら)えやしまいし」津田の言葉に偽(いつわり)はなかった...   煉瓦の塀を一丁も拵えやしまいし」津田の言葉に偽はなかったの読み方
夏目漱石 「明暗」

...その隣りに立してるのがエプネフリュー(三九六四米)とアレッチュホルン(四一八二米)...   その隣りに塀立してるのがエプネフリューとアレッチュホルンの読み方
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」

...隣の屋敷と隔てた長い黒板になっております...   隣の屋敷と隔てた長い黒板塀になっておりますの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...「が少し濡れてゐるやうだな」「子供衆の落書(らくが)きでございますよ...   「塀が少し濡れてゐるやうだな」「子供衆の落書きでございますよの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...の上から悉く見上げられ...   塀の上から悉く見上げられの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...神田川をへだてたむこうが、一ツ橋さまの屋敷で、の松の上、紺青色(こんじょういろ)に深みわたった空のなかに、ものの百ばかりも、さまざまな凧が浮かんでいる...   神田川をへだてたむこうが、一ツ橋さまの屋敷で、塀の松の上、紺青色に深みわたった空のなかに、ものの百ばかりも、さまざまな凧が浮かんでいるの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...三番目の酒蔵の側に亭々と聳えてゐる樅の梢を指差して...   三番目の酒蔵の塀側に亭々と聳えてゐる樅の梢を指差しての読み方
牧野信一 「酒盗人」

...板の外は「沼」と呼ばれる湿地で...   板塀の外は「沼」と呼ばれる湿地での読み方
山本周五郎 「薊」

...(へい)を曲ったところでそっと涙を押しぬぐった...   塀を曲ったところでそっと涙を押しぬぐったの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...海嘯(つなみ)の前の土ほどな支えもおぼつかない...   海嘯の前の土塀ほどな支えもおぼつかないの読み方
吉川英治 「三国志」

...そこから石段を登るごとに本丸の狭間(はざま)や剣(つるぎべい)が頭の上へ近づいてくる...   そこから石段を登るごとに本丸の狭間や剣塀が頭の上へ近づいてくるの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...の内へ入って来たのも夜半(よなか)か夜明けらしいのです」「ふウむ……」嫌な顔して...   塀の内へ入って来たのも夜半か夜明けらしいのです」「ふウむ……」嫌な顔しての読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...の外からよそながら父但馬守に別れをつげたのである...   塀の外からよそながら父但馬守に別れをつげたのであるの読み方
吉川英治 「柳生月影抄」

...東儀与力はの外へ跳び降りたのであった...   東儀与力は塀の外へ跳び降りたのであったの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

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