...いと堆(うづた)かく...
石川啄木 「詩」
...締切までに小生の机上に堆積したる原稿意外に多く爲めに會計擔任者と合議の上...
石川啄木 「消息」
...もと手(で)のかゝらぬお團子(だんご)だけは堆(うづたか)く...
泉鏡太郎 「十六夜」
...丸太薪(たきぎ)を堆(うずたか)く烈々と燻(く)べ...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...それは神様が地の底に堆んでおいたのを...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...父が此の上もなく大切にしている堆朱(ついしゅ)の棗(なつめ)というのを覗かしてもらいましたら...
鷹野つぎ 「虫干し」
...長い間の堆積といふことは...
田山録弥 「大阪で」
...埃が堆く掻きよせられたまゝになつてゐた...
徳田秋聲 「歯痛」
...外国の例の如く塵芥は一所に堆積する如く掃き寄するに何の困難もなきにあらずや...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...まことに原始林は光なき黄金の水蒸気に氾濫し夏の日の大いなる堆肥の内部さながらにエネルギーの無言の大饗宴であつた...
富永太郎 「原始林の縁辺に於ける探険者」
...「もりにけるきくだの関の河口の浅きにのみはおはせざらなん長い年月に堆積(たいせき)した苦悩と...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...堆(うずたか)く積んである...
森鴎外 「あそび」
...大三方に堆(うずたか)く積み上げて出させた...
森鴎外 「細木香以」
...ただそこには堆積せられた遠い伝統と...
柳宗悦 「工藝の道」
...同じく水辺に漂着堆積するがゆえに...
柳田國男 「地名の研究」
...此の堆積物はQ城の市民にとつては癌であつた...
横光利一 「静かなる羅列」
...Q城はQ川の浸蝕力の運ぶ堆積物を調節しなければならなかつたからである...
横光利一 「静かなる羅列」
...湯槽の中には堆く散り溜って腐れた落葉の間に...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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