...空しく狂人の囈語(げいご)たらしむる事勿れ...
芥川龍之介 「開化の殺人」
...」愛に於いて祈りを共にする者の慰藉と疑惑と――自分は病人が半ば囈言のやうに云つた此等の言葉を長く忘れることが出來ない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...何か囈言(うわごと)のようなことを云いつづけていたが...
田中貢太郎 「位牌田」
...患者は囈言(うわごと)のように呟(つぶや)いた...
徳田秋声 「足迹」
...それらの天国なるものは皆囈語(たわごと)にすぎない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お君の呼んだのは囈言(うわごと)でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...紅霓(こうげい)を吹いては囈語(たわごと)を吐いている...
中里介山 「大菩薩峠」
...『ひどい囈言だ‥‥‥』と...
南部修太郎 「疑惑」
...其處まで來た時もうお前の昏睡の脣から洩れてくるその斷續した詞の意味を囈言と思ふ事も...
南部修太郎 「疑惑」
...囈言のあいだにも...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...おぼろな声で囈言(うわごと)をいっていた...
久生十蘭 「キャラコさん」
...囈言を喋舌るために――とまれ...
牧野信一 「幽霊の出る宮殿」
...お前達はさも面白そうに囈語(うわごと)を云ったり...
夢野久作 「雪の塔」
...わが大国の気象も真の武威も知らんのでそんな囈言(たわごと)を申すとみえる...
吉川英治 「三国志」
...囈言(うわごと)みたいに...
吉川英治 「新書太閤記」
...この館(やかた)へ襲(よ)せかけてくるでしょう」「こいつめが! いわしておけば存分な囈言(たわごと)を」「でも...
吉川英治 「親鸞」
...ちり鍋の春菊が赤くなった頃によく出る囈言(たわごと)である...
吉川英治 「河豚」
...囈言(うわごと)のように...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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