...嚆矢(かうし)恐らくはこの数首にあらんか...
芥川龍之介 「骨董羹」
...此生物学会が又本邦の学会の嚆矢(こうし)でもある...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...是れが亦我國に於ける論理學の嚆矢である...
井上哲次郎 「「西周哲學著作集」序」
...それでキリスト教の演説会で演説者が腰を掛けて話をするのはたぶんこの講師が嚆矢(こうし)であるかも知れない(満場大笑)...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...昌造らを以て嚆矢とした嘉永以後の舶來活字は第二期のそれであつて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...經典題説が解題の嚆矢となりしより...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...是れ實に我邦の史家が卑彌呼の記事に對して下せる批評の嚆矢といふことを得べし...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...それはかの通俗小説の作家として今では最(も)う忘れられようとしているPaul(ポオル)de(ド)Kock(コック)を以て嚆矢(こうし)と見做(みな)さなければならぬ...
永井荷風 「夏の町」
...朱絃舎浜子を嚆矢(こうし)とする...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...実に於菟(おと)女史を以て嚆矢(こうし)とすべし...
福田英子 「妾の半生涯」
...そういうことをしたのはこの人をもって嚆矢とする...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...そしてこれが口語体の弔辞の嚆矢でもあつた...
水野葉舟 「言文一致」
...日本の切手に女の働き姿が現れた恐らく嚆(コウ)矢ではないでしょうか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...先生実為嚆矢」と註し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...月々の出版物のために漉かれたのは之が嚆矢ではなかつたらうか...
柳宗悦 「和紙十年」
...新聞物上演の嚆矢(こうし)であろう...
山本笑月 「明治世相百話」
...実に父を以て嚆矢とする所なり...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...わしを以て嚆矢(こうし)とするだろうな」「左様ですな...
吉川英治 「黒田如水」
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