...手を拍つて喜び勇む...
大町桂月 「沖の小島」
...喜び勇む無邪氣なる者の樣(さま)を見て呵々と打笑ふ樣...
高山樗牛 「瀧口入道」
...喜び勇むオヂュシュウス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...その喜び勇む色に掛引があろうとも思われません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...平次の喜び勇む顔を見ております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...平次の喜び勇む顏を見て居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もう大丈夫」喜び勇む平次の眼の前に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もう大丈夫」喜び勇む平次の眼の前に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...(凡ての女の子供が喜び勇むときの抱擁のやうに)そして言つた...
室生犀星 「愛の詩集」
...たとえば第二の皇子が玉の枝を持って来たときに、「物もいはず頬杖ついて」嘆いている姫の姿や、工匠らの出現によって肝(きも)を消す皇子、喜び勇む姫、あるいは工匠らを血の流るるまで打擲(ちょうちゃく)して山に隠るる皇子などの姿は、決して涙なき滑稽でない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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