...今晩はいっさいそういうことは問わないことにしましょう...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「ひこうかばん」
...末節に拘泥せずに敢えて之は問わないことにしよう...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...もとより創作年月の前後は問わない...
豊島与志雄 「「草野心平詩集」解説」
...どうしてそうなったかは問わないとして...
豊島与志雄 「風俗時評」
...世人(せじん)は問わない...
新渡戸稲造 「自警録」
...利用の有益と無益とを問わないのである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...問わないのである(訳註)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...失礼ながらたとえば林房雄氏が真面目な文学者と見られているかどうかということは問わないとして林氏自身...
宮本百合子 「「大人の文学」論の現実性」
...脆(もろ)くとも醜くとも問わないであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...話の真偽は問わないのであった...
山本周五郎 「季節のない街」
...古今東西いずくを問わない...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...是非と道理を問わないものだよ……チャカポコチャカポコ……▼あ――ア...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...狂気本気の区別を問わない...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その人間の過去を絶対に問わない約束をするなら...
夢野久作 「爆弾太平記」
...問わない先にみな話した...
横光利一 「旅愁」
...なにも問わないし...
吉川英治 「三国志」
...美少年は問わないことまで語りだした...
吉川英治 「宮本武蔵」
...手段は問わないのであるから...
吉川英治 「宮本武蔵」
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