...国の財源であると唱える...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...口に唱えることと身に行なうこととが全く矛盾するに至る...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...これをもって万世不易の真理と唱えることもできなくなり...
丘浅次郎 「脳髄の進化」
...不賛成を唱えるとなると...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...フョードル・パーヴロヴィッチはなんら抗議を唱えるでもなく...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...だれでも私が言ったことに反対を唱える者をなおいっそう軽蔑するでしょう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そして誰一人それに対して異存を唱える者が無かったが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...何か呪文(じゅもん)を唱えるか...
中谷宇吉郎 「霧を消す話」
...個人の最良なる利益はすなわち社会国家の利益かく言ったからとて僕は憎(にく)むべき意味における個人主義を唱えるものではない...
新渡戸稲造 「自警録」
...主張としてはそれに対して異説を唱えることも出来ましょうけれども...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...聖人たちの名前を唱えるのを聞くだけで満足しなければならなかった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...呪文なぞを唱えるなよ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...しかも無政府を唱えるのであるが...
矢部貞治 「政治学入門」
...和平を唱える諸員の臆病風を呉国から一掃してごらんに入れます」和平派は色を失った...
吉川英治 「三国志」
...反対を唱える者はなかったが...
吉川英治 「三国志」
...ただ奇説を唱える辻の俗僧とぐらいにしか思わないで...
吉川英治 「親鸞」
...心のうちで唱える念仏を停(と)められようか...
吉川英治 「親鸞」
...十人や百人が唱えるのではない...
吉川英治 「親鸞」
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