例文・使い方一覧でみる「唯美」の意味
スポンサーリンク...彼女は唯美主義の作品が好きだ... 
...彼は自分の人生を唯美主義的に生きたいと思っている...
...唯美主義と現実主義を比較する授業があった...
...彼女は唯美主義の詩を書くのが上手だ...
...唯美主義の美学についての本を読んでいる...
...唯美しい火焔の色と...
芥川龍之介 「地獄變」
...平生は唯美しいとばかりで不注意に見過して居る秋の森の複雜な色の諧調は全く臆病な素人繪かきを途方にくれさせる...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...蝋細工（ろうざいく）のように唯美しいだけの浜屋の若主人に物足りなかったお島の心が...
徳田秋声 「あらくれ」
...一種の唯美主義と関係があるに相違ない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...ロマンティークや又唯美主義が...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...文芸は浪漫的空想や唯美主義的なものになって了うし...
戸坂潤 「思想としての文学」
...封建制を打破するにあたっては「独創」「天才」「唯美」は自由の三色旗の役割りをはたしていたかもしれない...
中井正一 「美学入門」
...２ 知・情・意の三分説の歴史さきにのべたような「天才」と「独創」と「唯美」...
中井正一 「美学入門」
...唯美主義の標号へ走って行く...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...実にこの唯美主義的なものは...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...（前に言った唯美派や芸術至上主義の興る理由が...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...そしてこれらの根幹をなす主張は、「芸術のための芸術」主義であり、唯美主義である...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...近世の唯美派の文学等には...
平林初之輔 「文学の本質について（一）」
...谷崎潤一郎等を中心人物とした所謂唯美主義の運動である...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...一方唯美主義が技巧的方面でははつきり自然主義から區別されるのに反し...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...仏教は特に平安朝時代の文学においてその唯美主義と結びつき...
三木清 「親鸞」
...一方において唯美主義やデカダンスが生れ...
三好十郎 「ゴッホについて」
...またこの唯美主義の心が...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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