例文・使い方一覧でみる「唐天竺」の意味

...ただ遠い遠い唐天竺を夢見てゐるのとは違つて... ただ遠い遠い唐天竺を夢見てゐるのとは違つての読み方
太宰治「右大臣実朝」

...外のものは兎に角と致して日本一お江戸の名物と唐天竺（からてんじく）まで名の響いた錦絵（にしきえ）まで御差止めに成るなぞは... 外のものは兎に角と致して日本一お江戸の名物と唐天竺まで名の響いた錦絵まで御差止めに成るなぞはの読み方
太宰治「三月三十日」

...お前さんとならば唐天竺（からてんじく）でもどこでもいいから... お前さんとならば唐天竺でもどこでもいいからの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...唐天竺（からてんじく）のことでもあるかな... 唐天竺のことでもあるかなの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...唐天竺（からてんじく）の果てまでもという気分になりたがるものです... 唐天竺の果てまでもという気分になりたがるものですの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...唐天竺（からてんじく）であろうと... 唐天竺であろうとの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...唐天竺ほどではなくても... 唐天竺ほどではなくてもの読み方
新美南吉「良寛物語　手毬と鉢の子」

...日本はもとより唐天竺（からてんじく）にも聞いたことがない... 日本はもとより唐天竺にも聞いたことがないの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...日本はもとより唐天竺（からてんぢく）にも聞いたことがない... 日本はもとより唐天竺にも聞いたことがないの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...唐天竺（からてんぢく）までも參りませう」「そんなに遠くまで行くには及ばない」平次はこんな調子で... 唐天竺までも參りませう」「そんなに遠くまで行くには及ばない」平次はこんな調子での読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...唐天竺（からてんぢく）でも」「下總（しもふさ）だ――宇佐美家の所領へ行つて訊いたら... 唐天竺でも」「下總だ――宇佐美家の所領へ行つて訊いたらの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...唐天竺（からてんぢく）から南蠻（なんばん）にも珍らしいもので... 唐天竺から南蠻にも珍らしいものでの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...行かれる物なら此まゝに唐天竺（からてんぢく）の果までも行つて仕舞たい... 行かれる物なら此まゝに唐天竺の果までも行つて仕舞たいの読み方
樋口一葉「にごりえ」

...行（ゆ）かれる物（もの）なら此（この）まゝに唐天竺（からてんぢく）の果（はて）までも行（い）つて仕舞（しまい）たい... 行かれる物なら此まゝに唐天竺の果までも行つて仕舞たいの読み方
樋口一葉「にごりえ」

...行かれる物ならこのままに唐天竺（からてんぢく）の果までも行つてしまいたい... 行かれる物ならこのままに唐天竺の果までも行つてしまいたいの読み方
樋口一葉「にごりえ」

...前世にでもいたゞいた唐天竺のおみきの酔が... 前世にでもいたゞいた唐天竺のおみきの酔がの読み方
牧野信一「鬼涙村」

...唐天竺（からてんじく）にゃあ孔子（こうし）... 唐天竺にゃあ孔子の読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...唐天竺（からてんじく）といったって... 唐天竺といったっての読み方
吉川英治「新書太閤記」

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