...ここにはじめて男の弓矢で得た獲物や女の手藝の品々を貢(たてまつ)らしめました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...一八一五年十月にディーニュを通って行った頃のジャン・ヴァルジャンを見た人はその惨(みじ)めな服装の品々をよく見覚えているであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...さてその出来上つた品々をしまつて置いて考へた...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...旅に必要な品々が...
直木三十五 「南国太平記」
...仕入れて来るべき薬種の品々を道庵は...
中里介山 「大菩薩峠」
...御役目柄千兩の金子と御奉納の品々を御預かり申上げたのだが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お願いもうす品々をお差しいれくださらば...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...劣り勝(まさ)りもない品々であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...纏頭(てんとう)の品々は中宮のお志で慣例以上の物が出された...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ただ室内の道具などにだけ華奢(かしゃ)な品々が多く残っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...殿上役人と楽人たちへは姫宮のほうから品々に等差をつけてお出しになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...誰でも買える品々...
柳宗悦 「工藝の道」
...ところが田中さんが旅から帰ってきて届けてくれた品々を見るや...
柳宗悦 「多々良の雑器」
...毎日の衣食住に直接必要な品々...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...馬匹(ばひつ)糧米(りょうまい)など軍需の品々も...
吉川英治 「三国志」
...軍需兵糧の品々を...
吉川英治 「三国志」
...「申しつけておいた品々を...
吉川英治 「新書太閤記」
...祝いの籠の品々たしかに受領とみえ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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