「呆」の意味
ぼんやりする
小説での「呆」の使い方
...呆気(あつけ)にとられた...
芥川龍之介 「南瓜」
...阿呆になることは出来ないと信じていた...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...岡村は呆気(あっけ)にとられたらしい...
伊藤左千夫 「浜菊」
...(台所のドアに向って大声に繰り返す)国民たる義務を尽さずして無為平安に坐せんには国本確立は自ら成ることなかるべし一同呆然と...
林不忘 「安重根」
...雪姉(きあん)ちゃんにも貸したげるわ」「お嫁入りの時に被りなさい」「阿呆(あほ)らしい...
谷崎潤一郎 「細雪」
...あなたは!……また間違えてお隣りへ飛び込みなすったの?」瞬き一つしないで呆れ返ってる妻の顔と...
豊島与志雄 「白日夢」
...長吉は呆気(あっけ)に取られたさまで物もいわずにお糸の姿を目戍(みまも)っている...
永井荷風 「すみだ川」
...あらん命を土さえ踏まで過すは阿呆(あほう)の極みであろう...
夏目漱石 「薤露行」
...黒ん坊の男が呆んやり立つてゐたり...
林芙美子 「「リラ」の女達」
...毎日呆んやり煙草を吸つて唄つてばかりゐた...
林芙美子 「「リラ」の女達」
...――大馬鹿、阿呆、抜作(ぬけさく)、唐変木、兵六玉(ひょうろくだま)、低能……)あらゆる言葉で、自分を罵倒した...
火野葦平 「花と龍」
...且つ寝呆けた一個の「嘘を吐いた面」を突き出した...
牧野信一 「疑惑の城」
...(その間仙太郎は位牌を見詰めて立ったまま目まいでもするらしいようすで呆然と黙っている)……仙エムどんのように腹の中の綺麗であった人もねえが...
三好十郎 「斬られの仙太」
...呆気にとられて流眄(ながしめ)に見ている! ゴーゴリおお露西亜よ汝は飛ぶ...
百田宗治 「露西亜よ汝は飛ぶ」
...これがホンマの阿呆陀羅経(あほだらきょう)だよ……スカラカ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...訴えますか」「……呆れましたね...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...お助けの迎えを賜わったのでしょう? と呆れ顔に首をかしげると...
吉川英治 「私本太平記」
...呆(あき)れた顔をして...
吉川英治 「松のや露八」
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