...されど万寿山の宮殿泉石は西太后の悪趣味を見るに足るのみ...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...(歌謠番號五)ここにその后(きささ)大御酒杯(さかづき)を取らして...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...この天皇、皇后ましまさず、御子もましまさざりき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...皇后樣はその腕飾を見知つておいでになつて...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...現在の氏后定子皇后は出家により司祭ができないから...
高群逸枝 「女性史研究の立場から」
...仙洞御所の御母后の御実弟で...
太宰治 「右大臣実朝」
...嬉野はうれしいの(神功皇后のお言葉)...
種田山頭火 「行乞記」
...西太后の玩具だったとしますれば...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...高原の鼻の先にお内裏雛(だいりびな)のお后(きさき)にそっくりの衣紋(えもん)正しい形をしたのが小仏山で...
中里介山 「大菩薩峠」
...廃帝は皇后に腕を貸していた...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...鳥羽院の皇后が難阿含経を手写し...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...梅毒×(2)后が行幸されゝば京都はたゞ一時的に失業者が職を得るだろう―――これが新聞の記事だった!河上博士は老マルキストとして獄中ます/\健在である...
槇村浩 「京都帝国大学(十四行詩)」
...午后(ごご)はみんなでテニスコートを直(なお)したりした...
宮沢賢治 「或る農学生の日誌」
...どうもお后(ゴー)さんでなくてはお父さんのお気がすまない...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この七月に皇后の冊立(さくりつ)があるはずであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...踏歌の組は朱雀(すざく)院で皇太后の宮のほうへ行っても一回舞って来たのであったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...最早(もう)お后になった知らせが来るか...
夢野久作 「白髪小僧」
...后町とは、女官たちのいわゆる御所ことばで、正しくは常寧殿(じょうねいでん)、あるいは五節殿(せちどの)とよぶ...
吉川英治 「私本太平記」
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