...(歌謠番號五)ここにその后(きささ)大御酒杯(さかづき)を取らして...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...またその后に問ひたまはく...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...〔吉備(きび)の黒日賣〕その大后石(いは)の日賣の命...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...皇后はまもなく御綱柏(みつながしわ)の葉をお船につんで...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...光明皇后が百万塔を作られた...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...地元の舊傳に依れば廣田神社は神功皇后三韓征伐の舊陣に兵庫の港へ船を寄せられた時...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...十二月十八日雨、后、晴、行程不明、本妙寺屋(悪いね)終日歩いた、たゞ歩いた、雨の中を泥土の中を歩きつゞけた、歩かずにはゐられないのだ、ぢつとしてゐては死ぬる外ないのだ...
種田山頭火 「行乞記」
...或は之を以て我神功皇后とし...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...母后から太子をひき離しておのれの新居へ連れてくると...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...彼が前(さき)に打つたのは六ではなくて后牌(クヰーン)だつたのだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...后(きさき)の位にお上(のぼ)されになっても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...雨は飴いろにそとの空気をそめた陰気な午后であった...
室生犀星 「香爐を盗む」
...先年平泉澄氏等の手で校訂活刷した後法興院記近衛准后(じゆんごう)政家といふ人の...
柳田國男 「信濃桜の話」
...爾の后(きさき)は爾と共に踊りを見んとして待っていた...
横光利一 「日輪」
...何后は、それを知って、大いに嫉妬し、ひそかに鴆毒(ちんどく)を盛って、王美人を殺してしまった...
吉川英治 「三国志」
...「いいよ」何后は...
吉川英治 「三国志」
...准后と事を構えて争うなどはおろかである...
吉川英治 「私本太平記」
...お后様(きさきさま)は慈悲の心で人間を平等にお救いなされます...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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