例文・使い方一覧でみる「名物男」の意味
スポンサーリンク...社會主義仲間の名物男齋藤兼次郎君があたふたとやつて來ました... 
石川三四郎 「浪」
...彼（かれ）は町（まち）の名物男（めいぶつをとこ）として...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...彼（かれ）は町（まち）の名物男（めいぶつおとこ）として...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...名物男をうたふ・でたらめをうたひつつあさぶをもらひつつ・若葉に月が...
種田山頭火 「其中日記」
...高知の名物男の政吉といふ老藝人を呼んでくれた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...例の名物男の甚三郎です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...藏前切つての名物男でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...蔵前（くらまえ）切っての名物男でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いきなりタガが外れたやうに笑ひ出しやがつて」江戸の名物男――捕物の名人錢形平次と...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...萬屋惡兵衝で通つた名物男だつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...名物男を失った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...同時にぽん太とかコマルとかへん朝とか愚かを以て鳴る名物男も存在していた...
正岡容 「我が圓朝研究」
...秀之進もよく知っている左近側近の名物男だった...
山本周五郎 「新潮記」
...仙人の如く俗物の如く当時雅界の名物男...
山本笑月 「明治世相百話」
...名物男の狂歌師、赤猪口兵衛の独住居はすべて二、三日前の通りに閑寂である...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...この浦塩（うらじお）の名物男となってしまいました...
夢野久作 「死後の恋」
...名物男の老主人フレデリツクは断えず酒臭い気息（いき）をして客毎（ごと）に話して居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...千葉刑務所長で名物男の根田兼治氏に誘われて母の生家のあった印旛沼（いんばぬま）の上に佇（たたず）み...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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