例文・使い方一覧でみる「口説き」の意味
スポンサーリンク...ことにお千代は極端に同情し母にも口説（くど）き自分の夫にも口説きしてひそかに慰藉（いしゃ）の法を講じた... 
伊藤左千夫 「春の潮」
...盛んに口説きだした様子である...
海野十三 「宇宙尖兵」
...二人の寵臣の二重の懇願に口説き落とされた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...涙ぐまんばかりに掻き口説き出した...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...掴まへて口説き落さうとでも云ふのか...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...そこへウッドリが口説きに来るという手はずだった...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...とうとう口説き落されて...
豊島与志雄 「女と帽子」
...罪があろうとは誰も思ってやしない……などと口説き立てて...
豊島与志雄 「狐火」
...じわ／＼口説きかけた...
永井荷風 「にぎり飯」
...口説きも何うもしねえが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手前は大名のお部屋樣を口説き廻したらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手前は大名のお部屋様を口説き廻したろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...主人を口説き落してお夏を手に入れるつもりだつたに違ひない――あのお夏を見る眼付きは尋常でなかつたよ」「へエ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...不思議なことを口説き立てるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...岡惚れを口説きそこねたのか」平次は心待ちに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...順當に渡りをつけてから口説きに來やがれ」「――」まさに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...エミイの外出を許してもらうように口説きたて...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...お延を口説きに忍んで来たのであろう」「何だと...
吉川英治 「剣難女難」
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