例文・使い方一覧でみる「取沙汰」の意味
スポンサーリンク...彼女についての取沙汰はやめておこう... 
...社内の取沙汰が自分にも回ってきた...
...取沙汰をあまり流さないようにしよう...
...取沙汰によって裁判が始まった...
...その事件は大きな取沙汰になった...
...地にもつかず御廊下を歩むなどと云ふ取沙汰を致すものもございました...
芥川龍之介 「地獄変」
...今日の舞台の出来を彼是取沙汰してゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...どんな尾鰭（おひれ）を付けて取沙汰せぬとも限らなかったであろう...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...世間にもいろいろと取沙汰のある折柄（おりから）...
直木三十五 「大岡越前の独立」
...さまざまに取沙汰（とりざた）されている...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...お寺の女房なら大黒さまと言ふのだなどゝ取沙汰しける...
樋口一葉 「たけくらべ」
...小原は死んだのだろうと取沙汰されていたので...
久生十蘭 「復活祭」
...そうした取沙汰や議論は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...世間ではこう取沙汰している...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どうも怪訝（おか）しいと言う近所界隈の取沙汰じゃ……吾々（こっち）もドウモそこいらが臭いような……事件（こと）の起りはその辺ではないかと言いたいような気持がするが...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...御家中の取沙汰など...
吉川英治 「上杉謙信」
...重い罪に問われたなどという取沙汰も...
吉川英治 「私本太平記」
...どんな取沙汰を」夜目だが...
吉川英治 「私本太平記」
...かしましく取沙汰された当時のことは...
吉川英治 「私本太平記」
...多少こんな取沙汰がないでもなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...世上の喧（やかま）しい取沙汰を...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...論功行賞などの取沙汰である...
吉川英治 「平の将門」
...すぐ見えなくなったのだ――と取沙汰する者もあったが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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