...取りかかる訣(わけ)にはゆかない...
芥川龍之介 「風変りな作品に就いて」
...すぐに仕事に取りかかることが出来る...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...もう次のに取りかかる...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...勇奮して取りかかるのであるが...
太宰治 「作家の像」
...そうして一本立ちになるが早いかすぐに自分の創作に取りかかる...
寺田寅彦 「空想日録」
...そうして露台のデッキチェアーに仰向けになって植物図鑑をゆるゆる点検しながら今採って来た品種のアイデンチフィケーションに取りかかる...
寺田寅彦 「沓掛より」
...ダンカン・ロスさんがわしがちゃんと仕事に取りかかるか...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...第二の物語に取りかかる価値があるかないかは...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...初手にまずびっくりさせてやるのだ――これがこういう手合いに取りかかる秘訣(ひけつ)なのさ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...その治療に取りかかるの」「そういう訳だから...
夏目漱石 「明暗」
...ケロリと忘れて次の作曲に取りかかるのが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ハッチソン先生いよいよ本業に取りかかる」ハッチソンは口調とは違った引締った面持で敏捷に外套のボタンをかけ...
久生十蘭 「魔都」
...これより繃帯に取りかかるなり...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...まさか十が十成らぬと思って取りかかる馬鹿も居まい...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...筆者が地震の光の調査に取りかかる二十年前に...
武者金吉 「地震なまず」
...そこで釜山署に押収しておった不正ダイナマイトを十本ばかり受取った友吉親子は早速準備に取りかかる...
夢野久作 「爆弾太平記」
...その弔慰の方法も講じないまま自分達の尻ぬぐいに取りかかるザマは何だ...
夢野久作 「爆弾太平記」
...この入院はしかしぼくの「新・平家物語」に取りかかる準備のつもりではあった...
吉川英治 「随筆 新平家」
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