...晨亭(しんてい)門下の叔孫通(しゅくそんつう)たる奥田義人(おくだよしんど)が代ってその椅子に坐した...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...区々たる官僚の規矩(きく)を守るを屑(いさぎ)よくしないスラヴの変形たる老書生が官人気質の小叔孫通と容(い)れるはずがないから...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...而(しこう)して文学者として当世の叔孫通(しゅくそんつう)となりしものまた尠(すくな)からず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...或は叔孫通の補ふ所とか...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...それで平心に考へると勿論從來傳へられてゐる所の爾雅が周公の作で孔子、子夏、叔孫通、梁文の増補を經たといふことは不確實であらうが、然し其書の成立が初めに或る部分が出來、それから次第/\に附益され、或は叔孫通や、梁文の頃まで附益されて來たといふことは其人の主名さへ信じなければ、發展の順序だけは大體從來傳へられてゐる通りであるかも知れない...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...――伏生や叔孫通も其中の一人である――兎も角孔子以後に儒家の學者が大きな集團を作つた國々では...
内藤湖南 「尚書稽疑」
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