...古い紙を集めて反古紙にすることができる...
...環境にやさしい紙製品には反古紙が使用されている...
...反古紙の需要が増えるにつれ、回収業者も増えてきた...
...学校でのリサイクル活動で反古紙を集めている...
...反古紙は再利用されることで新たな価値を生む...
...見ると衣嚢(かくし)から反古紙(ほごがみ)を出して...
石川啄木 「道」
...包みをひろげて包み残りのものをすつかり机の中から出して机の中はきれいな反古紙で拭いて何にも残さないやうに包みました...
伊藤野枝 「嘘言と云ふことに就いての追想」
...紙は上の一枚は反古紙にするが...
上村松園 「わが母を語る」
...あれだけおおぜいの専門的な研究家が集まってよくもあれほどまでに無意味な反古紙(ほごがみ)のようなものをこしらえ上げうるものだという気がする...
寺田寅彦 「昭和二年の二科会と美術院」
...質的に間違った仮定の上に量的には正しい考究をいくら積み上げても科学の進歩には反古紙(ほごがみ)しか貢献しないが...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...反古紙(ほごがみ)のような顔...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...分厚な反古紙綴りの...
直木三十五 「南国太平記」
...燈下反古紙にて箱を張る...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...ランプの油壺やホヤを拭う反古紙になったりして...
永井荷風 「十日の菊」
...只の反古紙(ほごがみ)を踏むと思へばな...
長與善郎 「青銅の基督」
...突然この反古紙(ほごがみ)を読んで見たくなるのは不思議のようであるが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...足に巻いた反古紙(ほごがみ)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...變なことがあるぜ」平次は二三枚の反古紙を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兄といへるは何心なく積重ねたる反古紙(ほごがみ)を手に取りて見れば...
樋口一葉 「うつせみ」
...兄(あに)といへるは何心(なにごゝろ)なく積重(つみかさ)ねたる反古紙(ほごがみ)を手(て)に取(と)りて見(み)れば...
樋口一葉 「うつせみ」
...世(よ)に益(ゑき)のない反古紙(ほごがみ)をこしらへしに...
樋口一葉 「にごりえ」
...もうこんなものは僕にとっては秘密でも何でもない反古紙(ほごがみ)同然だがね...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...いきなりこんなばかげた中傷だらけの反古紙(ほごっかみ)をわしに背負(しょ)い込ませる...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
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