...ここで怪塔王に降参するつもりはありません...
海野十三 「怪塔王」
...これを背中に押しつけて「手をあげろ」といえば相手は降参するよ...
海野十三 「火星探険」
...遠近の御家人群参すること...
太宰治 「右大臣実朝」
...いつものことながら降参するよ...
林不忘 「安重根」
...あいつには降参するよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...好き者のお部屋様に見参するつもりで来たのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...これへ持参するように」と言いつけました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その頃一人の僧があって現身に補陀洛山に祈参するとて...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...この瓜はその領地なる御牧からして持参するのであるが...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...」これほど有力な説得に会っては流石の老婆も今度は降参するに違いないと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...誰が成吉思汗(ジンギスカン)などに降参するものか...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...うやうやしく持参することの光栄を命じ給へ...
牧野信一 「タンタレスの春」
...スエコが日参するねうちがあると云ったが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...わたくしはこれに参するに塩田氏の言を以てして...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そんな弱い砲撃に降参するようなことはあるまい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼奴等は白旗を揚げて降参するなどいう毛唐流の武士道を全く知らぬらしいので...
夢野久作 「近世快人伝」
...すでに曹操へ降参するお覚悟でおられるのですか」「そういえば...
吉川英治 「三国志」
...もいちど敵へ見参する...
吉川英治 「新書太閤記」
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