...卿等必ずや善く了解せん...
芥川龍之介 「開化の殺人」
...国務卿秘蔵の聖書10・17(夕)独逸の講和提議に対する米国国務卿ランシング氏の演説を読んだものは...
薄田泣菫 「茶話」
...卿(おまえ)は不孝者...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...また洋學年表安政元年の項によれば「島津齊彬曾て川本幸民の記述「遠西奇器述」を讀み西洋造船法を知りたれば其主九鬼侯に請ひ祿仕せしめたり」とあるし、勝海舟手記による安政二年頃の江戸在住蘭學者たち、杉田成卿、箕作阮甫、杉田玄端、宇田川興齋、木村軍太郎、大鳥圭介、松本弘庵など俊秀のなかでも、幸民は特に理化學に擢んでてゐたといふ...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...「一品式部卿(いっぽんしきぶきょう)葛原親王様(かつらはらしんのうさま)の時分からの馬大尽だ」と馬商人がお君に言って聞かせただけのものはあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...その道に上達するのには相当の素養が必要で公卿なら誰でも連歌の師匠になれるというわけには行かぬ...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...もしやチャールズ卿が……...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...「兵部卿(ひょうぶきょう)の宮とか左衛門督(さえもんのかみ)とかにもお頼みしよう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...卿も始めて人間となったか...
山本周五郎 「青べか日記」
...申し受けて帰ります」恋の盲目は何をするか分らない――殊に御方は公卿出の気位(きぐらい)と...
吉川英治 「剣難女難」
...お座船は二つに分け、一そうには帝と典侍らだけを乗せ、公卿二人へは、べつな船を仕立てろ」と、海上の警戒にもおさおさ油断なく、また波路(なみじ)は長時間になるので、「お付きの女房方のため、特に艫(とも)寄りへ、小さい板囲いを設(しつ)らえおけ...
吉川英治 「私本太平記」
...公卿間でさえ、こんな騒ぎであったほどだから、武家はもちろんまだ何も知っていない...
吉川英治 「私本太平記」
...通種卿(みちたねきょう)もおいでか」「その他(ほか)の方々も...
吉川英治 「親鸞」
...公卿(くげ)の家庭にも」「ムーなるほど」「おれはそこでふと思いついたのだが...
吉川英治 「親鸞」
...公卿の子弟といえば...
吉川英治 「平の将門」
...神泉苑の競馬、仁和寺の競馬、加茂の競馬、時には、公卿の邸地でも、都の大路でも、臨時競馬をやった...
吉川英治 「天皇と競馬」
...三位卿の仮借(かしゃく)ないあばき方には...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...二無事に、五卿を送って、春日丸から上陸した筑前兵(ちくぜんへい)や、薩州兵に、半日ずつの、交代休暇が出た...
吉川英治 「松のや露八」
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