...不相變(あひかはらず)皸(ひび)だらけの頬(ほほ)を萌黄色(もえぎいろ)の毛絲(けいと)の襟卷(えりまき)に埋(うづ)めながら...
芥川龍之介 「蜜柑」
...指に卷いたりしたが...
石川啄木 「散文詩」
...それを卷き納める時は...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...」と言つてゐた芥川夫人と葛卷の聲をたよりに...
小穴隆一 「二つの繪」
...”小穴氏宛のは僞物”故人の甥葛卷氏近く對決か」といふ見出しで記事を載せた...
小穴隆一 「二つの繪」
...葛卷たるもの、かかることこそとりあげて大いに爭ふべきであらう...
小穴隆一 「二つの繪」
...確かその春の卷だけは...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...俺はこの渦卷の中へまき込まれてゐない...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
......
谷崎潤一郎 「細雪」
...雲は斜にその半腹を帶のごとく卷きて...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...卷紙に毛筆を以て書くよりも...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...勘次(かんじ)は其(そ)の夜(よ)蚊燻(かいぶ)しの支度(したく)もしないで紺(こん)の單衣(ひとへ)へぐる/\と無造作(むざうさ)に三尺帶(じやくおび)を卷(ま)いて...
長塚節 「土」
...辻斬に縁のある小田卷直次郎の口を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...梯子の下には力松が夜つぴてとぐろを卷いて居るとすると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...胴卷や紙入を拔いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――軍樂隊の響きが遠方の空から卷き寄せると...
牧野信一 「緑の軍港」
...石見三瓶山の裾野の産がよく知られて居る(郷、一卷三號)...
柳田國男 「食料名彙」
...彼等を取り卷いてゐると思はれた海の深い靜寂を持つた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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