...答 現時の持久戦争から次の決戦戦争即ち最終戦争への変転は再三強調したように...
石原莞爾 「最終戦争論」
...即ち真正の意義に於て...
大隈重信 「日本の文明」
...即ち、一、綿井茂一の屍体、N原の一隅に発見さる...
大庭武年 「旅客機事件」
...其一は現在に於て、尚生存するものにして、自己、同胞、現存の国家社会並びに四囲の自然之に属し、他の一は前代の人文的生産物にして、偶然の事情によりて、今日まで保存せられたるもの、即ち伝承、遺物、記録文書等すべて之に属す...
高木敏雄 「比較神話学」
...即ち藝術精神そのものの存在をまるで棄てて顧みず...
高村光太郎 「美の影響力」
...即ち『自然』のまゝ『宇宙』のまゝ『人生』のまゝといふことではないか...
田山録弥 「ある時に」
... 5即ち彼に打向ひ飛揚の羽ある言句曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...単なる反省としての反省はなおまだ抽象的な反省であって本当の即ち又具体的な反省ではない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...村に求める処を国に求めれば即ち「国家総動員」となる次第だ...
戸坂潤 「社会時評」
...即ち別録・七略を經て來たこの本は...
内藤湖南 「支那目録學」
...さうしてその間に支那後世の書籍の分け方即ち四部に分ける方法が現はれて來てゐる...
内藤湖南 「支那目録學」
...即ち楕円体といっても...
中谷宇吉郎 「地球の円い話」
...即ち具体概念的に把握することである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...即ち朋友に信といい...
福沢諭吉 「日本男子論」
...もっとも儂は、曩日(さき)に東京を出立(しゅったつ)するの時、やはり、磯山の依頼により、火薬を運搬するの約ありて、長崎まで至るの都合なりしが、その義務終りなば、帰京して、第二の策、即ち内地にて、相当の運動をなさんと希図(きと)したりしが、当地(大阪)にてまた朝鮮へ通信のため同行せんとの事に、小林もこれに同意したれば、即ち渡航に決心せり...
福田英子 「妾の半生涯」
...即ち、王は何か極めて不慮な出来事に出会つてその驚愕の余りに、肺と肝との位置が転倒して、その日上夜間断なく泣き暮して居たが為に、肝の下に位する涙袋なるものが枯れてしまつたのである...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...其声励しければ即ち句々断続す...
山路愛山 「詩人論」
...此の大江に臨んだ吉林の地は周以前に於て息慎(即ち粛慎)国の根拠地であり...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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