...即ち鸚鵡に玄米の残りを食はせ...
芥川龍之介 「鸚鵡」
...即ちこの愛新覚羅(あいしんかくら)朝である...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...之れ天地開発後の国土の性質の一面即ち其泥土的状態を...
高木敏雄 「比較神話学」
...即ち感性と結合しないで超越的に使用されれば...
戸坂潤 「辞典」
...即ち凡ての対立や矛盾はそのままで組織されたことになり...
戸坂潤 「辞典」
...なぜ文芸(即ち文学者の好きな所謂「文学」)にだけその笑顔を向けて...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...それは即ちユークリッド空間の一元的に無限な結合である」...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...即ち大蒙古皇帝書を日本國王に奉ずといふ對等の體裁であります...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...出合頭にそこに立っていたのは即ち...
中里介山 「大菩薩峠」
...即ち consumption of energy である...
夏目漱石 「無題」
...即ち、二つの線や面の各々の不可分点の数が等しいとき両者は等しく、不可分点の数が異なるとき両者の大きさは同様に異なる、と返答しさえすればよいのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...即ち女子の品位を維持するの道にして...
福沢諭吉 「新女大学」
...即ち世間に學術を貴ぶの氣風なし...
福沢諭吉 「帝室論」
...即ち四季の変化は何人(なんぴと)も能(よ)くこれを知るといへども...
正岡子規 「俳諧大要」
...即ち理窟を含みしがためたり...
正岡子規 「俳句の初歩」
...此人が即ち宗家伊沢の始祖である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...裏即ち内側はしばしば網状に組んである...
柳宗悦 「蓑のこと」
...即ち至誠神明に通ずる底(てい)の神気を以て朗々と吟誦するのです...
夢野久作 「謡曲黒白談」
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