...自分の小さゝと弱さと卑しさとをその儘に看過する惰弱の心を挾んでゐないと云へなかつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...かかる卑近のことに心を用うるは...
井上円了 「おばけの正体」
...いままでついぞ口にしたこともないような卑しい口調で...
大阪圭吉 「死の快走船」
...卑怯とかなにか、そういう言葉のことではありません...
豊島与志雄 「鳶と柿と鶏」
...わたしは人の世話をしたからとてその人から礼を言われたいなぞとそんな卑劣な考えは微塵(みじん)も持ってはいません...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...卑屈が卑屈と見えなくなつたりしてゐるのだ...
中原中也 「生と歌」
...彼をして卑吝(ひりん)に陥らしむる余地がまるでない程に...
夏目漱石 「それから」
...教育の精神は単に学問を授けるばかりではない、高尚(こうしょう)な、正直な、武士的な元気を鼓吹(こすい)すると同時に、野卑(やひ)な、軽躁(けいそう)な、暴慢(ぼうまん)な悪風を掃蕩(そうとう)するにあると思います...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...『不誠実』と『卑怯』との同義語である...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...とあるロシア大公の卑しい妻だと聞いております」と先生が答えた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...卑俗な意味の物わかりだけよくなってしまうような人の例がある...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...卑賤(ひせん)のそだちである彼に勿体(もったい)ないくらいのものであった...
室生犀星 「津の国人」
...――おまえたちの年頃から、もっとも勉強や修業の邪魔になるのは女だ、知らないために惹きつけられ、不必要にあがめたり、卑しめたり、またあこがれたりして心を悩ませる、女というものを知れば、そんな悩みもなくなるし、空想で時間を浪費することもない、そのうえ、おとなになったという自覚が得られるだろう、やがて自分でもわかる筈だ...
山本周五郎 「屏風はたたまれた」
...妾などという卑しい境涯から脱けられるなら...
山本周五郎 「松林蝙也」
...卑弥呼と卑狗の大兄は王宮の人々に包まれて...
横光利一 「日輪」
...卑弥呼の手には絶えず抜かれた一本の剣(つるぎ)が握られていた...
横光利一 「日輪」
...およそ虫の好かぬ卑怯者ときめていたことでもあろう...
吉川英治 「私本太平記」
...東川端の卑猥(ひわい)な街...
吉行エイスケ 「飛行機から墜ちるまで」
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