...「柳生十兵衛は放浪の旅の途中、何度も貢納金を払って村人を救った」...
...十兵衛はその店で勤めあげたが...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...十兵衛が玄関で案内を乞う声を聞いた...
山本周五郎 「あだこ」
...このままでは水の泡(あわ)になってしまうぞ」と十兵衛はひらき直った...
山本周五郎 「あだこ」
...下に待っていた老臣(ろうしん)伊東十兵衛(いとうじゅうべえ)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...それと――十兵衛にも...
吉川英治 「新書太閤記」
...――恐らくは、蜂須賀村の衆であろう」「では、いよいよ、義龍様を、稲葉山からお取除(とりの)けと、ご決意を遊ばして」「そうだ」と、十兵衛は、自分の判断に、自信をもって、強く頷(うなず)いてみせたが、暗澹(あんたん)と、唇を噛んで――「……だが、道三様のお考えどおりに、巧くは運ぶまい...
吉川英治 「新書太閤記」
...十兵衛の眉には悲壮なものが漲(みなぎ)っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...「十兵衛はどこにおる...
吉川英治 「新書太閤記」
...けれど十兵衛光秀(みつひで)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...明智十兵衛光秀(あけちじゅうべえみつひで)といいます...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこの食客(いそうろう)の十兵衛という男に馬で追いかけられて捕まってしまい...
吉川英治 「茶漬三略」
...十兵衛が嗤(わら)うとおり...
吉川英治 「柳生月影抄」
...もう後(のち)の月(つき)か」独り呟いていた十兵衛は...
吉川英治 「柳生月影抄」
...二十兵衛は、いきなりお由利の手をつかんで、そして離さなかった...
吉川英治 「柳生月影抄」
...いつぞや、十兵衛が遣(つか)わした恋歌、解けたか」「…………」「そちは、この十兵衛が、好きか嫌いか...
吉川英治 「柳生月影抄」
...十兵衛の声が耳に聞えている時よりも...
吉川英治 「柳生月影抄」
...頼みにして行くぞ」十兵衛も云った...
吉川英治 「柳生月影抄」
...兵火は歇(や)んだが、十兵衛は四年、又十郎も約九年間は帰らなかったという...
吉川英治 「柳生月影抄」
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