...「柳生十兵衛は放浪の旅の途中、何度も貢納金を払って村人を救った」...
...「あなたは柳生(やぎゅう)十兵衛のつもりでいなさい...
太宰治 「帰去来」
...十兵衛は膳(ぜん)の前に立って...
山本周五郎 「あだこ」
...「こんなざまか」と十兵衛が云った...
山本周五郎 「あだこ」
...そうして吉川十兵衛...
山本周五郎 「失蝶記」
...――」と十兵衛が云った...
山本周五郎 「失蝶記」
...伊東十兵衛(いとうじゅうべえ)もスワとはねあがって...
吉川英治 「神州天馬侠」
...十兵衛(じゅうべえ)の膝(ひざ)を拝借(はいしゃく)してもたれかかりながら...
吉川英治 「神州天馬侠」
...いない!」数珠梯子から飛びあがった伊部熊蔵(いのべくまぞう)と伊東十兵衛(いとうじゅうべえ)は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「その十兵衛様が、誰かこの中の、頭分(かしらぶん)の者に会いたいということで、おらと一緒に、そこまで来ておりますが……七内様、行ってお会いなさいますか」「明智光安の甥(おい)、十兵衛光秀が、一緒に来たというのか」「へい」「ほんとか」「ほんとです」「十兵衛へは、こよいの企(くわだ)てを、残らず話したか」「いわないでも、観抜(みぬ)いていました...
吉川英治 「新書太閤記」
...道三様のお頼みをうけた小六の指図でいたすことだ」「ごもっとも」と、逆(さから)わずに、十兵衛は、語調も常のとおりにいった...
吉川英治 「新書太閤記」
...稲葉山の逆兵どもを……」十兵衛は...
吉川英治 「新書太閤記」
...十兵衛の頭脳は、時代の先見に、明敏であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...柳生の剣法・武蔵の剣法十兵衛の直筆本(じきひつぼん)の「武蔵野」という書を近頃見たが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...兄の十兵衛三厳(みつよし)をのぞいては...
吉川英治 「柳生月影抄」
...十兵衛は舌打ちならして...
吉川英治 「柳生月影抄」
...十兵衛の声は大きいのである...
吉川英治 「柳生月影抄」
...十兵衛は小舟から上がって来た...
吉川英治 「柳生月影抄」
...そうしておけ」十兵衛が云うと...
吉川英治 「柳生月影抄」
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