...十八公麿(まつまろ)の笑顔を見よう」「見るたびに...
吉川英治 「親鸞」
...抱かせてみい」眠っている十八公麿(まつまろ)を...
吉川英治 「親鸞」
...自分の膝に戯れていた十八公麿(まつまろ)が...
吉川英治 「親鸞」
...十八公麿の心をつちかっていた...
吉川英治 「親鸞」
...「十八公麿のすがたが見えぬとて...
吉川英治 「親鸞」
...十八公麿(まつまろ)を背に負って...
吉川英治 「親鸞」
...家族たちの手にかわるがわる抱き上げられて々(きき)としている十八公麿の姿に...
吉川英治 「親鸞」
...十八公麿(まつまろ)と朝麿(あさまろ)は...
吉川英治 「親鸞」
...燈心の光の下に、十八公麿は、眠るのを忘れて、まだ草紙に文字を書いていた...
吉川英治 「親鸞」
...食物にも、人情にも、渇(かわ)き切っているらしい曲者のよろこびかたを見ると、十八公麿は、どこかへ走って行った...
吉川英治 「親鸞」
...「お年は」「八歳(やつ)になりました」「おん名は」「十八公麿(まつまろ)と申します」「お父君は...
吉川英治 「親鸞」
...築地のそばから走って来た十八公麿(まつまろ)が...
吉川英治 「親鸞」
...十八公麿のゆく末のことを案じて...
吉川英治 「親鸞」
...十八公麿の水干(すいかん)の袖をそっとひいて...
吉川英治 「親鸞」
...――してどういうことな?」「……実は、この十八公麿に、お得度(とくど)を賜わりまして、末ながくお弟子の端にお加えくださるわけには、参りますまいか」「ほ……」慈円は、眼をみはって、「この端麗な童形(どうぎょう)を、あたら、剃(そ)りこぼちて、僧院へ入れたいと、仰せらるるか」「されば、幼少からの仏心の性(さが)とみえて、常に、御寺(みてら)を慕うています」「さあ、それだけでは」「ことに、母を亡(うしの)うてから、なおさらに……」「あいや、六条どの、それは稚(おさ)な心というものではないか...
吉川英治 「親鸞」
...一人は十八公麿のそばに寄って...
吉川英治 「親鸞」
...まだ、十八公麿が、乳もふくまないうちから、あやしたり、負ったり、抱いたりしていた介としては、たまらない感情がこみあげていたに違いない...
吉川英治 「親鸞」
...昔の十八公麿(まつまろ)のように稚(おさな)く見えてならなかった...
吉川英治 「親鸞」
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