...――鶴田君にアラビア夜話十二巻あり...
芥川龍之介 「遺書」
...詩文は菅家文草十二巻同後草一巻(後草は筑紫にての御作なり)今も世に伝ふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...全十二巻の詞書というものを売っていたので買ってみると...
寺田寅彦 「山中常盤双紙」
...垣内松三教授の『国語教育科学』(全十二巻)の計画が発表されて...
戸坂潤 「読書法」
...わたくしの草稿はその年十二月発行の『新小説』第十四年第十二巻のはじめに載せられた...
永井荷風 「すみだ川」
...それは一八六六年の第三十二巻第二十三頁にあって...
中谷宇吉郎 「寒月の「首縊りの力学」その他」
...オディセーの二十二巻目に出ております...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...全十二巻の厖大な艶笑自叙伝「回想録」Mmoires を書くことに生涯を費した色情的好事家ジォウァンニ・ヤコポ・カサノヴァと霊媒術をもってルイ十六世の宮廷で華々しい成功をし...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...十二巻にはアフリカに大毒の水蛇ありと載せ居る...
南方熊楠 「十二支考」
...第十二巻は買うことが出来ました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...菅茶山等の編した福山志料第十二巻神農廟の条にかう云ふ記事がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...アウグスチヌスは二十二巻より成るこの大著を著述したのである...
矢内原忠雄 「読書と著書」
...菅江真澄(すがえますみ)の『遊覧記』三十二巻の下...
柳田国男 「山の人生」
...彼が遺物として日本に与へたるものは即ち外史二十二巻...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...単行二十二巻の見本を持って...
吉川英治 「随筆 新平家」
...この第十二巻「かまくら殿の巻」は...
吉川英治 「随筆 新平家」
...四教義十二巻...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...十二巻などの無名の人々の作には...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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