...彼女は十二分に魅力的だ...
...この問題に関しては、私たちは十二分な注意を払わなければならない...
...彼は十二分な準備をして臨んだ...
...この食事は十二分においしくて、何度でも食べたくなる...
...彼女は自分にあったドレスを十二分に楽しんでいた...
...いちいち国の能率を本当に十二分にあげることは不可能ですよ...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...私がその上陸所が厭になるのには十二分であった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...――羅針盤の周囲の三十二分の一...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...「生きて」という字が活躍して十二分の働きをしておるとは申されません...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...遅刻なく四時五十二分当駅通過...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...十二分の驥足(きそく)をのばすことができるのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...「只今マニラ時間は十時五十二分であります...
成澤玲川 「ラヂオ閑話」
...もう十二分に美人の資格があるわけですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...幸田節三はこの乙亥元旦午前九時十二分を期して必ず噴水の鶴が鳴くと断言し...
久生十蘭 「魔都」
...壇上の博士は時計の秒針を覗き込みながら今正に片手を挙げて九時十二分の合図をしようとする...
久生十蘭 「魔都」
...鶴が鳴くと予告した九時十二分以前に必ず解散させられると決まってるから...
久生十蘭 「魔都」
...十一時四十二分東京着...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...十時五十二分の上り...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...(5)一インチの十二分の一の長さ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「落穴と振子」
...はじめ十二分以上に映画を讃美しておいてガラリ居所変わりで寄席の世界のよさへ彼らを連れ込んでくるという方法を採ることにいかばかりか役立っていることよ...
正岡容 「わが寄席青春録」
...十二分に尽くした今日までの好意がわからない年でもないのに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...最大限女の保有し得る時間は十二分間となります...
夢野久作 「暗黒公使」
...十二分に備わっている訳だからね...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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