...葉子と木部との間柄はこんなたわいもない場面を区切りにしてはかなくも破れてしまった...
有島武郎 「或る女」
...それは短いが短いなりに一区切りついたものでありたく...
伊丹万作 「映画と音楽」
...一と区切り/\入つてゐる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...cはその又次ぎの区切りにと云ふ工合になつてゐる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...そしてxだとかyだとか云ふやうなあまり使はない文字の区切りはもつと離れたところに置く...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...自然の区切りとなり...
魯迅 井上紅梅訳 「薬」
...話の一と区切り毎にさう仰るので...
鈴木三重吉 「桑の実」
...下端の区切りがなく...
豊島与志雄 「朝やけ」
...両方の地所に区切りをつけただけで...
豊島与志雄 「絶縁体」
...仕事の区切りがついて...
久生十蘭 「キャラコさん」
...それはそれまでの区切りとして...
牧野信一 「西部劇通信」
...そしてその外側に区切りがあって...
牧野富太郎 「植物知識」
...バタンと賑に落ちる蓋つきの小さい区切りが...
宮本百合子 「思い出すかずかず」
...という区切りかた...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...国君はピアノと云えばこちらへ来る話を区切りたいのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...おっしゃるとおり自分の気持だけで区切りをつけていたってはじまらないわけですから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その日を区切りにしてかたちを現わし始め...
山本周五郎 「落ち梅記」
...やはり行方が知れないのかも知れません――と次郎はここで元気なく話を区切り...
吉川英治 「江戸三国志」
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