...抑揚も区切りもないので...
徳永直 「白い道」
...両方の地所に区切りをつけただけで...
豊島与志雄 「絶縁体」
...一つ一つの区切りなのである...
中井正一 「言語は生きている」
...墓地の区切り目に...
夏目漱石 「こころ」
...言葉の一区切りごとに...
野村胡堂 「胡堂百話」
...三十一日 Avery で隣の区切りにグランパが来る...
宮本百合子 「「黄銅時代」創作メモ」
...一区切りずつ動いて来たものが...
宮本百合子 「豪華版」
...ともかく十五年は一区切りだから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それから暮以来(あの大掃除を区切りとして)これまでの自分が作家としてもっていたプラスとその反面のものが見えて来ました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...棒頭(ぼうがしら)的な仕事)それが年度がわりの一区切りで十八日から六時半夕刻四時ということになったそうです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...二十五円で本屋をやる人に店の右側の一区切りを貸す話...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...国君はピアノと云えばこちらへ来る話を区切りたいのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...区切りがついていいと思うの...
森本薫 「華々しき一族」
...ここを一年の巡環の一区切りとして次のうれしい機会のために備えようとする考えは...
柳田国男 「海上の道」
...節はフシであり長いものの区切りであり...
柳田国男 「年中行事覚書」
...是は何よりも重要な一つの区切りであった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...その日を区切りにしてかたちを現わし始め...
山本周五郎 「落ち梅記」
...やはり行方が知れないのかも知れません――と次郎はここで元気なく話を区切り...
吉川英治 「江戸三国志」
便利!手書き漢字入力検索